2024年 5月 6日 (月)

羽生マスクに「日の丸」、ファン大盛り上がり 連盟は着用避けるよう通達、今回も「注意」行う

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マスクは1個1万1980円、約100回まで洗って使用できる

   実はこのマスクは、メッシュ素材メーカー「くればぁ」(愛知県豊橋市)の製品だ。日の丸には着用するアスリートたちへの応援が込められているそうで、3月29日の一般販売に先駆けて、以前から問い合わせがあったアスリートらに先行販売していたものが羽生選手の手に渡っていたようだ。

   同社専務取締役の中河原毅さんによると、羽生選手の着用に気が付いたのは、ほかの客からの問い合わせがあったからだという。複数のアスリートから注文があったことは把握していたものの、そのうちの1つが羽生選手のスタッフからだったとは知らなかった。「まさか使ってくれているとは思わなかった。従業員にファンも多く、みんなで喜んでいます」という。

   マスクは1個1万1980円となかなかの値段だが、鼻の高さやアゴ下までの長さに合わせたオーダーメードで生産され、約100回まで洗って使用できる。テレビを見て、「何度も洗って使ってくれている質感でした」と喜んでいる。

   すでに注文は殺到しているが、手作りのため1か月で約100個の生産が限界だそうだ。同社にとっては思わぬ話題となったわけだが、「羽生選手を広告塔にするつもりはありません」とし、羽生選手が連盟から注意を受けたことを気にしている様子だった。

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