2019年 10月 16日 (水)

中国当局、葬式での「ストリップショー」禁止 娯楽少ない農村部の仰天慣習残っていた!

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   中国文化省が2015年4月23日、「農村における文化市場の経営秩序をかき乱し、社会の気風を傷つけた」として葬儀での「ストリップショー」を禁止する声明を発表した。警察と連携して違反者を取り締まり、「不法行為を震え上がらせる」と息巻いている。

   中国や台湾では、参列者が多いほど故人が来世で幸福になる、残された親族の悲しみを和らげる、といった理由で葬儀にショーガールを呼ぶ。日本ではおよそ考えられない文化だが、どうやら中国人の伝統的価値観に根差したものらしい。

  • 「地方の文化的な生活を極度に堕落させている」のか?(画像はイメージ)
    「地方の文化的な生活を極度に堕落させている」のか?(画像はイメージ)

「ストリッパーを呼ばないと、誰も来なくなる」

   声明には15年2月に河北省邯鄲市、江蘇省宿遷市で発覚した2例が挙げられた。いずれも葬儀中にストリップショーを行った容疑で歌舞団が摘発されている。

   中国の農村部ではしばしば葬儀に楽団、歌舞団、ショーガールが招かれ、ストリップなどのショーも演じられる。

   24日付けウォールストリートジャーナル日本版によると、中国政府は以前から葬儀でのストリップショーを問題視していたようだ。06年、国営の中国中央テレビ(CCTV)が調査報道番組「焦点訪談」で取り上げ、「これは、地方の文化的な生活を極度に堕落させている」と痛烈に批判したという。

   番組では、衣服をほとんどまとっていない女性が江蘇省東海県の葬儀に登場する様子を映像で紹介。村人はCCTVの取材に「故人のメンツのためだ」「ストリッパーを呼ばないと、誰も(葬儀に)来なくなる」と答えたという。

   最近ではネットの普及とともに過激なストリップショー映像が次々出回り、当局も取り締まりに本腰を入れ始めていた。

   葬儀でのストリップショーは中国本土に限らず、台湾でも盛んだ。12年にはドキュメンタリーチャンネル「ナショナルジオグラフィックチャンネル」公式サイトに、台湾で行われた葬儀の映像が公開。ピンヒールを履いたミニスカートの女性が墓のそばで踊る様子が収められている。同年、AFP通信も弔問客を前に女性が歌やダンスを披露する映像を日本語版サイトで公開した。爆竹が大音量で鳴り響く中、ハイテンポのクラブミュージックに合わせて踊る女性が、時折弔問客らと抱き合っている。

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