2024年 5月 1日 (水)

プロ野球新人王はセ・パともに投手が有力 巨人・高木、日ハム・有原を軸に大詰めの争い

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セは巨人・高木をDeNA・山崎が追う

   セ・リーグも投手の争いである。巨人の高木勇人、DeNAの山崎康晃に絞られている。

   三菱重工名古屋からドラフト3位で入団した高木は、開幕3戦目に先発して初勝利を挙げた。その後もローテーション維持し、5連勝。前半のチームを支えた。後半戦はさすがに打ち込まれることが多く、今月5日に8勝9敗となった。

   その高木がもたつき始めると、一気に注目されたのが山崎。ドラフト1位で亜細亜大から入団し、開幕4戦目に初セーブを挙げた。チームが前半戦を首位で通過したことで、その時点で19セーブの投球が大きくクローズアップされた。後半戦も見事なクローザーぶりを見せ、8月に新人記録の32セーブを達成。40の大台も視野に入る。

   高木は多彩な変化球と巧みな投球術で勝利を重ねた。山崎は速球と大きなカーブで多大な貢献をしている。

   新人王は記者投票で選ばれる。記者の多い東京地区が大票田で、セは厳しい争いになりそう。パは札幌を地元とする有原に影響するかどうか。高校出の評価を高橋が受けられるか。残り試合は少ない。チームの優勝争いとともに「たった一度のチャンス」にかける彼らの活躍に注目したい。

(敬称略 スポーツジャーナリスト・菅谷 齊)

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