季節の変わり目に体調が不安定になる人や気温の変化が気になる人、生活が不規則な人が増えるなか、健康維持のため、免疫力を気にする人が増えている。免疫力は20代をピークに減少していく。年齢を重ねていくことに加えて、ストレスや食生活の乱れ、睡眠不足に運動不足などの生活習慣も低下の原因といわれる。乳酸菌「HKL‐137」の働きに注目一般に免疫力が低下すると、かぜをひきやすくなったり、インフルエンザなどの感染症に罹りやすくなったり、アレルギーなど、さまざまな病を引き起こすリスクが高まる。弱まった免疫力は、適度な運動に適度な休息、規則正しい生活を意識することやストレスを避けること、バランスのとれた食事を摂ることなどを心がけると、ある程度の改善がみられ、本来あるべき免疫力を取り戻すことができるとされる。しかし、加齢による免疫力の低下となると、日々の生活習慣を見直すだけでは、なかなか改善しないかもしれない。そんなことから、最近、免疫力を高めると注目されているのが発酵食品だ。ヨーグルトやチーズ、なれずし、ピクルス、納豆などがあるが、なかでも多くの発酵食品が乳酸菌の助けを借りてつくられていて、それらの乳酸菌には免疫力を高める効果があるとの研究結果が報告されている。長年、免疫の研究に取り組んできたハウス食品グループのハウスウェルネスフーズは乳酸菌の働きと免疫力との関係に注目した。同社によると、人のからだの免疫力を支えるのは、免疫細胞の「ヘルパーT細胞」にあるという。これには「Th1細胞」と「Th2細胞」の2種類があり、この2つの免疫細胞のバランスによって人の免疫力は保たれていることがわかった。つまり、加齢やストレス、生活習慣のせいで、この2つの免疫細胞のバランスが崩れて、免疫力が落ち、風邪やインフルエンザに感染したり、アレルギーになりやすくなるというわけだ。なかでも、現代人はウイルスや細菌などの外敵に立ち向かう「Th1細胞」が低下しやすくなっているそうだ。そうしたなか、ハウスウェルネスフーズは免疫力を高めるチカラが強い、乳酸菌「HKL-137」に着目した。「HKL-137」は、体内に入って免疫細胞の多い小腸に届き、「Th1細胞」を活性化増殖することで「Th2細胞」とのバランスを維持するように働く。また、「HKL-137」は菌体の表面に「リポテイコ酸」という成分を多く出していることが明らかになっており、この「リポテイコ酸」を介して「HKL-137」が効率的に免疫細胞に取り込まれ、強い免疫作用が働くと考えられている。「免疫細胞に出会う」ため、小腸に届く乳酸菌を開発免疫細胞を元気にするためには、口から入れた「HKL-137」が、体内最大の免疫器官といわれる小腸で免疫細胞に出会わなければならない。充分な「活性化力」を保ったまま小腸にたどり着くには胃酸や腸の消化液の影響を受けにくくする必要がある。ハウスウェルネスフーズは、生きた乳酸菌L‐137株をあえて加熱処理し、免疫作用の高い状態を安定させて、「HKL-137」という乳酸菌への加工に成功。それにより、「HKL-137」が小腸に届きやすくなり、免疫細胞と出会い、バランスを整えて全身の免疫力を上げているというわけだ。乳酸菌で免疫力を高める「HKL-137」の免疫力の向上を研究している、ハウスウェルネスフーズの「乳酸菌HKL‐137研究所」によると、「HKL-137」をマウスが摂取したことによって、「インフルエンザウイルスの増殖を抑える」「アレルギーを起こす抗体の量を抑える」などの研究成果を公表している。その内容を、さらに詳しく知りたい方は、イラストを交えてわかりやすく説明しているハウスウェルネスフーズの専用ページで。
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