大阪人の自転車マナーは「全国最低」 ネットで有名な指摘が数字でも立証された
2016.03.07 20:14
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「マナーが特別に悪いという認識は持っていない」
しかし、この投稿者によると、自転車運転者は、「こちらが悪いと言わんばかりに、睨みつけながら走り去って行きました」。ほかにも、警察官がいる目の前で、タバコを吸いながら自転車に乗ったり、ベルを鳴らして歩行者を追い散らしたりしている人も見かけたと書いていた。
その後も、Q&Aサイトなどでは、マナーが悪いケースの報告が相次いでいる。最近では、大阪市営地下鉄・御堂筋線の西中島南方駅で、自転車のマナー違反に対し、「自転車乗入れ禁止」の貼り紙が改札口横に掲げられたケースがある。ツイッターで3月4日に通りがかった人から紹介された。
大阪市交通局の総務課によると、15年夏前に改装工事で改札口付近の段差がなくなると、待ち合わせや見送りなどのため、改札前まで自転車を乗り入れる人が相次いだ。通行の妨げにもなるため、「駅構内なので困ります」と注意すると、「どこにも書いてへん!」と逆ギレされたため、8月中旬から貼り出しているという。それからは、乗り入れは減っているものの、なくなったわけではなく、その都度注意しているとしている。
自転車のマナーが悪い人が多いかについて、大阪府の交通道路室では、J-CASTニュースの取材に対して次のように言う。
「信号無視はよく見かけますが、他府県でもあることで、大阪だけではないと思います。マナーが特別に悪いという認識は持っていません。警察の摘発が多いのは、重点的に取り締まりを行っているからだと聞いています」
大阪は、全国でも自転車利用者が多いと言われる。この点については、「確かに、利用頻度は埼玉に次いで高いようですが、地形的に平坦な道が多く、鉄道が発達していて車の移動より便利なこともあるでしょう」と説明している。