2024年 5月 2日 (木)

花粉症でもマスクしたら怪しまれる 米国流の「対策グッズ」総点検

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

母「マスクしなさい」娘「いやよ、みっともない」

   日本では、花粉対策といえばまずマスクでしょう。ところが米国では、マスクを着けている人はまず見かけません。むしろ、マスクをしていると怪しまれます。「マスクして車の運転をしていたら警官にとめられた」なんて話も聞きます。花粉を防げるならマスク姿も「あり」の日本人ですが、ここでは、花粉症でも「見た目は大事」なのでしょうか?(笑)

   マスク姿をめぐる日米の見方の違いを象徴する話としてよく耳にするのが、日本行きの飛行機です。乾燥していて風邪などのウイルスに感染しやすい機内で、ほとんどの日本人が予防のためにマスクをしています。それが米国人の目には異様な光景に映るそうです。国際結婚した友人は、米国人の旦那さんと飛行機に乗ると、「どうしてこんなにみな、マスクをしてるんだ?」と聞かれると言っていました。私の娘もマスクが大嫌い。あまりにも咳がひどかったとき、「周りの人にうつしたら迷惑だし、咳をするときに気を使うと勉強に集中できないから、教室の中でマスクをしなさい!」といったら、「いやだ。みっともない」と一蹴されました。

   米国人は「見かけ重視」のせいなのか、日本では普通に売られている花粉症対策ゴーグルは見たことがありません。

   ほかに当地には、「花粉症はじめアレルギー体質を改善する」とうたったカイロプラクティックがありますが、花粉症の友人曰く「治るまでに時間がかかるよね」。即効性のある薬には、やはりかなわないようです。


●筆者プロフィル

北雨利香。南カリフォルニア在住。2児の母。40歳をこえた途端に、定期健康診断で毎回のようにひっかかり、医者にサプリを飲むよう指導される。興味のあることは美容、健康、子供の教育、米国プロスポーツ、米国大統領選挙、ハリウッドゴシップ。


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