2024年 4月 27日 (土)

大麦:「貧乏人は麦飯を食え」は名言だった 欧米で心臓病・動脈硬化予防のお墨付き

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

次の食事時まで作用する「セカンドミール効果」

   ところで、どのくらいの量の大麦を食べると効果があるのだろうか。米ミネソタ大学の研究によると、大麦βグルカンを1日に3グラム摂取すると、悪玉コレステロールが低下する。この量を1日に摂取しようとすると、3割麦ご飯(7割が白米)だと約4杯分、4割麦ご飯だと約3杯分になる(5割麦ご飯だと2杯半弱)。麦ご飯ばかりだと飽きるので、朝などに大麦のシリアル食品を食べるのもオススメだ。

   栄養の専門家のサイトを見ると、大麦の健康効果で面白いのは「セカンドミール効果」(セカンドは2番目、ミールは食事)があることだ。これは、次の食事まで大麦βグルカンの働きが続くということで、朝食に大麦を食べると、昼食の時にも血糖値の上昇抑制などの効果が発揮される。夜に大麦を食べると、翌朝にもその効果が表れるというわけだ。

1 2 3
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中