2018年 10月 20日 (土)

紀香「引き出物」に問い合わせ殺到 「10万円は下らない」水素生成器

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   女優の藤原紀香さんといえば「水素」、そんな言われ方をされる紀香さんが2016年9月28日に東京・日比谷の帝国ホテルでの披露宴で配った引き出物の一つが水素生成器だった。ネット上では「期待を裏切らない」などといった感想が出た。

   この生成器はフラックス社(横浜市)の「マルーン」という機器で、紀香さんがメーカーに発注した数は700台。新聞やテレビで紹介されたことで同社には問い合わせが殺到しているという。市販価格は8万1000円で、桐の箱入りの特注品のため10万円は下らないとされる引き出物だが、紀香さんはなぜこの機器を選んだのだろうか。

  • 引き出物が水素生成器でネットでは「期待を裏切らない」の声(写真は2015年8月撮影)
    引き出物が水素生成器でネットでは「期待を裏切らない」の声(写真は2015年8月撮影)
  • 「ご結婚おめでとうございます」(フラックス社のホームページのスクリーンショット)
    「ご結婚おめでとうございます」(フラックス社のホームページのスクリーンショット)

紀香はあらゆる意味で期待を裏切らない

   「マルーン」は高さが6センチ、直径が14.3センチ、重量は700gという丸型のもので、湯船に沈めたり、台所や洗面所に水を張り下に置いて水素を発生させ、入浴や洗顔、野菜を洗ったりできる。発売開始は15年12月だ。引き出物にした特注品は片岡愛之助さんの屋号「松嶋屋」仕様にし、カラーは松の葉のグリーン、家紋の追いかけ五枚銀杏を入れた。水素が健康にいいのかについての議論は分かれているが、ネット上では引き出物が生成器であることに驚いても、それが紀香さんだから「あらゆる意味で期待を裏切らないな」などといった声が出ている。水素否定派のサイエンスライター、片瀬久美子さんは9月28日にツイッターで、

「某芸能人の結婚式の引き出物が高価な水素発生器だと話題になってるけど、もらった方は扱いに困るのでは。。。胡散臭いとは知らずに、喜ぶ人達もいるだろうけど」

などと毒づいた。「夜回り先生」こと水谷修さんは9月29日放送のTBS系情報番組「白熱ライブビビット」に出演し、

「水素生成器は許せるけれど、できれば日本の仕来りを大事にするならカツオ節削り器!カツオは縁起がいいんで」

などとコメントした。司会の国分太一さんから、

「なぜ水素生成器は許せるのか?」

と突っ込まれると、

「日本人が発明したような気がするからですね」

と答えていた。愛之助さんが歌舞伎役者ということもあり、どうしても日本風にこだわりたいらしい。

   そんな水谷さんコメントで気になったのが水素水や水素生成器は日本がルーツなのか、ということ。J-CASTニュースは9月29日に「マルーン」のメーカー、フラックスの松木清悟社長に話を聞いてみた。

「水素」をテーマに掲げ広めてきたパイオニア

   まず、どういう経緯で引き出物を担当する事になったのか。松木社長によればこれまで芸能界との関わりはなく、たまたま紀香さんが「マルーン」を愛用していたため、向こうから要請があり驚いた、ということだった。同社は35年前から浄水器を扱っていて、10年前から「還元水」生成器にも手を広げる。この「還元水」というのは現在の水素水のようなもので、そこから「水素」をキーワードとした製品開発に着手する。それが数年前から発売している水素水が生成できる「ケータイ水素水ボトル『ポケット』」だ。

「当社はずっとメイドインジャパンにこだわっていて、機器は全て国産です。水素に関する商品を開発・販売しようという動きは過去にもあったと思いますが、明確にテーマを掲げ製品化し、広めたという意味では当社がパイオニアであると自負しております」

と松木社長は語った。水谷さんの想像は本当の事だったようだ。「マルーン」はもともとヒット製品だが、紀香さんの披露宴の引き出物のニュースで、販売業者などからの問い合わせが殺到しているという。

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