2024年 4月 29日 (月)

【男と女の相談室】地獄の激痛は突然に 恐怖の腎臓結石を記者が体験(後編)

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コーヒーや紅茶、「枝豆にビール」は超危険

   腎臓結石の主な成分に「シュウ酸カルシウム」がある。食品に含まれるシュウ酸は、体内でカルシウムと結合しやすい。シュウ酸の量が多すぎて尿中でカルシウムと結びつくと、体外に排出されにくく、固まりとなって残留しやすくなる。これが「石化」していき、痛みの元となる。

   飲料の中で、「シュウ酸を含むため摂取は好ましくない」と医師から指摘されたのが、コーヒーや紅茶、緑茶、ウーロン茶だ。どうしてもコーヒーを飲みたい場合は、「たっぷりのミルク」を混ぜる必要がある。

   ビールもストップがかかった。尿酸値を上げるプリン体が多く含まれているため、結石に悪い作用をもたらす。

   実は記者が20年ほど前に腎臓結石を患った際も、「水分を多量に摂取するように」と指示されたが、飲料の種類の制限はなく、ビールはむしろ推奨された。今日では逆の考えになっているので、注意したい。

   食べ物では、「湯がいてアクが出るもの」にシュウ酸が多く含まれると医師は話した。例えばホウレンソウやタケノコ、枝豆が該当する。豆類や、カカオ豆が原料のチョコレートも控えた方がよい。「ビールに枝豆」の取り合わせは、腎臓結石に関しては最悪のコンビとなってしまう。

   水だけを1日2~3リットル、毎日飲み続けるのは結構大変だ。記者は開始間もなく、お腹が下痢気味になってしまった。しかも自然排出を待つ間、医師からは「痛みが再発するかもしれません」と残念な宣告があった。

   再診は1か月後の予定だ。それまでに、石が無事体から出て行ってくれるだろうか。記者は自分の体と向き合いながら、改めて記事にするつもりだ。

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