2024年 4月 28日 (日)

朴大統領、支持率ゼロへのカウントダウン チェ容疑者との「異常親密」に批判沸騰

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週末には再び100万人の抗議集会

   こういった状況を反映されたのか、世論調査の結果が発表された翌日の5日に行われた抗議集会は、きわめて大規模なものになった。韓国メディアはソウルで20万人、地方で10万人が参加したと伝えている。このデモの主催者は12日にも集会を開く予定で、100万人の参加を目指すとしている。

   安哲秀(アン・チョルス)前国民の党代表や文在寅(ムン・ジェイン)前民主党代表といった、過去の大統領選候補は続々と朴大統領の辞任を要求しているのに加えて、与党のセヌリ党からも批判が出た。聯合ニュースによると、金武星(キム・ムソン)前代表は11月7日に記者会見して、朴大統領が「憲法を破壊して国政を運営した」などと批判。「あまりにも大きな衝撃が国民の不幸につながる恐れがある」として大統領の弾劾には否定的だが、離党を迫った。セヌリ党は朴大統領に近い李貞鉉(イ・ジョンヒョン)代表が代表を務めており、金氏は「非主流派」のリーダー格。

   京郷新聞によると、11月7日には、ソウル大の教授700人以上が連名で、

「朴槿恵政権が犯した国政壟断(ろうだん)と民生破綻は臨界点を超えた」

などとして、朴氏の退陣を求める声明を発表。同紙は、声明に参加した数は、14年のセウォル号沈没事故や15年の歴史教科書国定化反対運動を上回る規模になるという。

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