2024年 4月 24日 (水)

「日本農業新聞」に注目集まる TOKIO・城島「定期購読」告白で

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   農協系の新聞社が発行する農業専門紙「日本農業新聞」が、にわかに注目を集めている。

   人気アイドルグループのロックバンドTOKIOが出演する日本テレビ系のバラエティー番組「ザ!鉄腕!DASH!!」で、リーダーの城島茂さん(45)が定期購読していることが判明したためだ。

  • TOKIOのリーダー、城島茂さんも愛読する・・・
    TOKIOのリーダー、城島茂さんも愛読する・・・
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ツイッターでトレンド入り

   日本農業新聞は、1928(昭和3)年に「市況通報」として発行したのがはじまり。創刊88年の、日本で唯一の日刊の農業専門紙で、「食と農の総合情報メディア」を自負している。 紙面には、日々の野菜や果実、花、米・穀物、畜産や商品先物などの値動きや、食や農業を取り巻く環境や企業動向など記事を掲載。最近では、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をめぐる政治の動きなども取り上げている。

   日本農業新聞によると、読者には農協(JA)の組合員を中心とした農家や農業法人のほか、農業に携わる行政関係者や研究機関、農薬メーカー、食品・飲料メーカーなど幅広く、発行部数は2016年11月現在、34万5000部にのぼるという。購読料は1か月2623円だ。

   2016年11月7日、そんな日本農業新聞がツイッターでトレンド入り。急上昇ワードに取り上げられた。

   ツイッターには、

「今日(11月6日)の鉄腕DASHでわかったのは、リーダーの本業はアイドルだが、リーダーは『日本農業新聞』を定期購読してるってこと」
    「トレンドに『日本農業新聞』ってあって、たぶんアレだなと思ったら、案の定『リーダー』ばかりだわwww」
    「『日本農業新聞』がトレンド入りしててびっくり!!しかも城島くん読んでるとか。私とかいらないのに強制的に買わされて文句たらたらなのに...なんか救われた気がする。私も読まなきゃな(笑)」
    「日本農業新聞って何って思ったらDASHかよwwwww」
    「仕方ない。だって日本中のどこを探しても『日本農業新聞』を定期購読しているアイドルなんていないんだからな」

といった声が寄せられている。

   6日放送の「ザ!鉄腕!DASH!!」で、TOKIOのリーダー、城島茂さんが日本農業新聞を定期購読していることが伝わり、注目を集めたようだ。

「テレビを見て」購読申し込んだ人も

   「ザ!鉄腕!DASH!!」は1995年11月にスタートしたバラエティー番組で、いまやTOKIOを代表する看板番組。なかでも「農業」は、米づくりをはじめ、土づくりからさまざまな野菜を育てるなど、福島県のDASH村で培った農業体験を生かした企画で視聴者を楽しませている。現在は「出張DASH村」の企画で、全国の農家を手伝っていて、その実力は玄人はだしと評判だ。

   最近は、

「TOKIOのファンクラブからの会報がJA会報誌に見える」

などと、ツイッターで話題になったほど。

「TOKIOは芸能人やめても農業で生きていけるよ」

といった声も少なくない。

   そんな城島さんの「効果」に日本農業新聞も、思わずにんまりしている。

   日本農業新聞によると、購読は、最寄りのJAや新聞販売店などに申し込みに行く方法が一般的。最近はインターネットからも申し込めるが、「どちらかといえば、インターネットのほうが少ないんです」と話す。

   そうしたなか、2016年11月6日放送の番組後、6日夜だけで9件、翌7日には3件の計12件の申し込みがあった。通常は1日2、3件の申し込みだという。

   JAや新聞販売店を通じた申し込みを含めれば、まだ数を伸ばしているかもしれない。 実際の読者だろうか、ツイッターには

「連載マンガのクオリティがマジで高い! これは見る価値ありやw」
    「一般紙の地方版みたいな記事や農政の記事が多いが、たしかに農作物の価格推移とかは、まとまってるんでいいわ」

といった声もある。

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