お笑いタレントで実業家のたむらけんじさん(43)が、ツイッター上で怒りをにじませている。大阪・アメリカ村にあるステーキ店「いきなり!ステーキ」の店員とみられる人物がツイッターでたむらさんの来店情報をつぶやいたためだ。「たむけんが店きてんねんけど、思ってる以上にでかい!!!ほんで、頭の薄さは予想通り。笑」「お客様の事をバカにしてはるんですね」2016年11月29日昼すぎ、店員とみられる人物は興奮気味にこうツイートした。よほど気に障ったのだろう。たむらさんは約1時間半後、引用ツイートの形をとりながら「アメ村のいきなりステーキの店員さんですよね?」と突然呼びかけた。そして、「いきなりステーキさんの店員さんはお客様の事をバカにしてはるんですね。残念です。2度と食べに行きません」と「絶縁宣言」。さらに「うちの店員にもこのような事はしない様に徹底しなければなりません」として、自身が経営する飲食店での従業員教育徹底を誓った。たむらさんの「反撃」を受け、ツイート主はすぐに投稿を削除。ほどなくしてアカウント自体も消してしまった。店員と責任者が直接謝罪へ一連の流れは注目を集め、たむらさんのもとには「酷いですね。最低!!」「教育出来てないお店なんですね。行きたくないですね」「お客さんの事をバカにする店って食べ物屋以外の店でも嫌です」といった同意コメントが寄せられた。しかし「笑い」の要素を一切含まない本気のツイートだったことから、一方では「芸人がこういうマジギレしてると主張が正しくてもドン引きしちゃうわ」「芸人なんて笑われてナンボなのにこいつは何をキレてるんだよ」「おまえ芸人やん。いじられたら、なんかおもろいこといえや」という声も少なからずあった。また、ツイートだけでは「いきなり!ステーキ」の店員だという確証がないこともあり、店名を出して批判したことへの疑問の声も上がっていた。12月1日、J-CASTニュースが同店を運営するペッパーフードサービス(東京都)に取材したところ、広報担当者は「本件についてはすでに把握しています」と話し、ツイート主はアメリカ村店のアルバイト店員だと説明した。現在は、同店員と責任者による直接の謝罪に向けて動いている段階だという。また、全店に対して再発防止に向けた通達も行ったそうだ。
記事に戻る