2024年 4月 20日 (土)

人気タレントLiLiCo&モデルRINAも驚くスゴさ! 野菜・果物の第7の栄養素「ファイトケミカルス」のトークイベント開催

   近年、注目されている栄養素「ファイトケミカルス」。野菜や果物など植物を中心とした天然物だけが持つ化学成分で、炭水化物やたんぱく質、ビタミンなどの6大栄養素に続き、健康や美容に好影響をもたらす「第7の栄養素」として認知度が高まっている。

   アムウェイは栄養補給食品の世界的ブランド『ニュートリライト』を中心に、ファイトケミカルスの研究を牽引している。ファイトケミカルスがどのように健康増進に貢献するのか、細胞レベルで理解を深めて活用するための活動を続けてきた。ファイトケミカルスを豊富に含むサプリメントも開発している。

   ニュートリライト設立当初から自社農場を運営。収穫された植物は数時間以内に農場内の施設で加工し、最高の状態で豊かな栄養素を抽出するなど、こだわりの独自製法を採用。現代人の健康を守るために、ファイトケミカルスを通じて植物の力を届けているのだ。

   そのファイトケミカルスについて学べるトークイベントが、11月28日に開催された。人気タレントLiLiCo&モデルRINAが登壇し、専門家らとファイトケミカルスやオーガニックにまつわる知識を交換し合った。

活性酸素を吸収する植物のパワー

   ファイトケミカルスの最大の特長は、余分な活性酸素を吸収する性質を持っていること。活性酸素とは、細胞を酸化させ老化を進行させる物質だ。ストレスや飲酒、大気汚染などさまざまな要因によって増加してしまうため、健康・美容面で悩みの種になる。

   そんな活性酸素を吸収する性質を持つファイトケミカルスは、植物が紫外線や雑菌などの外的要因から自分の身を守るために作り出したものだそう。ちなみに、ファイトケミカルスが多く含まれるのは、野菜や果物の"皮や種"など普段捨ててしまう部分だ。

   そのため、なかなか多く摂取量できないことが難点。栄養素「ファイトケミカルス」の大切さを啓発し、世界中の人々の健康の増進にニュートリションの一部として、有効に利用していくことを目的に活動するGlobal Phytonutrient Society(国際ファイトニュートリエント学会)の代表をつとめる、東北大学の宮澤陽夫教授は、「日本人は全世代にわたって、野菜や果物の摂取量が少ない状況です。ファイトケミカルスをうまく摂取することで健康維持につなげて欲しいです」と語る。

ファイトケミカルスの成分は"色"ごとに異なる

   また、「ファイトケミカルス」や「オーガニック」のリーディングカンパニーとして知られる、日本アムウェイ合同会社の最高マーケティング責任者長田賢俊氏によると、ファイトケミカルスは同じ野菜や果物のなかでも、とくにオーガニック農業で育つものに多く含まれるそうだ。

   さらに、"日本人の身体に合った食"の提案をテーマに活動している、管理栄養士の圓尾和紀先生は、ファイトケミカルスの効果的な摂り方について、次のように説明。

   「ファイトケミカルスは、植物の"色の成分"なので、野菜・果物を5色(白・黄・赤・紫・緑)に分類してバランス良く摂ることで、さまざまなファイトケミカルスを摂取することができます」

   たとえば、紫や青などのアントシアニン類、黄色やオレンジ系のカロテノイド類、緑のクロロフィルなど、他にも、リコペン・β-カロチン・イソフラボンなどもファイトケミカルスの仲間。その種類は数千以上にのぼるといわれている。

   初めて聞くファイトケミカルスに、LiLiCoさんとRINAさんも興味深そうに耳を傾けていた。LiLiCoさんは、「5色の色分けについて学べたので、今日の帰り道にどんな野菜を買って帰ろうかイメージがついています」と、ファイトケミカルスの効果的な摂り方を早速実践する模様。

ファイトケミカルスは「ファイト鍋」で賢く摂取

   さらに、煮込むことで体内で消化できない野菜の細胞壁が壊れて、ファイトケミカルスが解放されて、吸収されやすくなるという。そこで、イベントでは圓尾先生が、5色の野菜・果物に含まれるファイトケミカルスを効率良く摂れる鍋、通称「ファイト鍋」のレシピを公開。

   トマトやもやし、紫キャベツなどの色とりどりの野菜に加え、エビなどの魚介類が盛りだくさん。オーガニック野菜をたっぷり使った鍋に、LiLiCoさんも「食べただけで体に良いのがわかります!」と大絶賛。「(プロレスで)一緒にタッグを組む予定の、アジャ・コングと一緒に食べて、完璧なコンディションで試合にのぞみたいです!」と、コンビを組むアジャ・コングさんにも勧めたいと語る。

人気モデルも「ファイトケミカルス」の有用性を再認識

   また、会場に足を運んだ人たちも、ファイトケミカルスの大切さを実感したようだ。

   「オーガニックの詳しい内容などが聞けて私も30だから食事から改善していかないとなーって改めて思いました」とインスタグラムに投稿するのは、『Scawaii』『JELLY』『BLENDA』など数多くの雑誌で活躍中のモデルの島野ミキさん。

   また、『CanCam』専属読者モデルの経験も持つ梅野舞さんは、「私たちの体は私たちが食べたものでできている。ちゃんと考えて、正しく美味しく食べることの大切さを改めて感じるトークショー。もっともっとココロとカラダのために野菜や果物を摂ってあげたくなりました」と振り返る。

   健康や美容意識の高い人たちの間でも、まだまだ知られていないファイトケミカルス。日々の食生活に5色のオーガニック野菜やファイト鍋を意識的に取り入れて、美しく元気な身体を目指してみてはいかがだろうか。

担当ライター:末吉 陽子

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