2020年 4月 3日 (金)

サッポロ新CM、まるで「SEALDs」 シュプレヒコールにプラカード...

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   サッポロビールの新CMに登場するキャラクターたちが、2016年8月に解散した学生団体「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)」の「パロディー」に見えると、インターネット掲示板などで話題となっている。

   このCMの放送が開始されたのは、新春恒例の大学駅伝「東京箱根間往復大学駅伝」が行われていた2017年1月2日。ことしで93度目を迎える同大会に1987年からずっと協賛企業として関わってきたのが、サッポロビールだった。白熱したレースの合間、繰り返し流れたこのCMは、お茶の間の目にしっかりと焼き付いたようだ。

  • CMの一場面。「バンザイ!ごはんに自由を!」などのプラカードが掲げられ、中央の男性がラップ調コールで扇動する。
    CMの一場面。「バンザイ!ごはんに自由を!」などのプラカードが掲げられ、中央の男性がラップ調コールで扇動する。
  • 「SEALDs」の元メンバーたち。中央は、「SEALDs」を代表する人物だった奥田愛基さん(2015年9月16日撮影)
    「SEALDs」の元メンバーたち。中央は、「SEALDs」を代表する人物だった奥田愛基さん(2015年9月16日撮影)

箱根駅伝の中継の合間に流れて注目

   問題となっているのは、ノンアルコールビール「SAPPORO+(サッポロプラス)」のテレビCM「集え!ごはん党」編。「SAPPORO+」のリニューアルに伴い、2017年1月2日に放送開始された。

   物語は男性が自宅で独り、「きょうもサラダかー」とため息をつく場面から始まる。この男性がテレビを付けると、映し出されたのは「ウェーイ」と大歓声を挙げる若者たちの一群。隣のリポーターらしき女性に「今話題のごはん党の皆さんです」と紹介された彼らは、白地の上に「KATSUDON」「CHAHAN」などと書かれたTシャツを着ている。後方からは「I ラブ(ハートマーク)RICE」というプラカードが見え隠れする。

   すると突然、男性の目の前に若者たちが姿を現した。「今、ごはん我慢してました?」。中央でマイクを握りしめる若い男は男性にそう問いかけ、「ごはんを我慢する世の中でいいのか!」と大声を上げる。若者たちは「良くなーい!」と呼応し、彼らはラップ調の「シュプレヒコール」を始めた。

   「ごはんにプラス!」「サッポロプラス」「ごはんにプラス!」「サッポロプラス」。DJの流す重低音に体を揺らし、彼らは「コール&レスポンス」を続け、最後は「SAPPORO+」を勧められた男性が一口味わい、「いいかも」と言って幕を閉じる。

   共通のTシャツを着用し、プラカードで自らの考えを主張し、ラップ調のコールで聴衆に訴えかける。何から何まで、安全保障法制に反対する抗議活動で世間の耳目を集めた学生団体「SEALDs(シールズ)」を彷彿とさせる。2日にCMが解禁されると、ツイッターなどでは「サッポロの新CM SEALDsパロディー」「俺もこのCM観て、SEALDsが頭を過ぎったんだよなあ...笑」という声が上がり始めた。

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