2024年 4月 26日 (金)

三菱自がスバルに抜かれる日 「世界生産」に変化の波

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

トランプ政権の影響

   日本メーカーの2016年の世界生産はトヨタ897万台、日産555万台、ホンダ499万台、スズキ294万台、マツダ158万台、ダイハツ127万台の順になる。軽が主力のスズキやダイハツと単純比較はできないが、現在、生産台数では最下位のスバルが三菱自を抜き、国内7位に浮上するのか。スバルは輸出比率が6割と、マツダと並んで輸出が多いメーカーだ。とりわけ米国依存が大きいスバルは、米トランプ政権の行方しだいでは、日本車の輸出に何らかの規制が設けられる可能性があり、予断を許さない。

   スバルと三菱自は、それぞれ戦前の中島飛行機と三菱重工業が前身で、当時は日本を代表する戦闘機メーカーとして覇を争った。戦後は販売、企業規模とも三菱自が勝ったが、1992年以降はスバルインプレッサWRXと三菱ランサーエボリューションが好敵手となるなど、モータースポーツや商品開発でライバルと目されることが多かった。2017年は世界生産台数でも両社はライバル争いを演じることになる。

1 2
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中