2018年 11月 21日 (水)

花粉症の薬を買ったらビックリ 「乳房大きくなる」副作用の可能性

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   本格的な花粉症シーズンの到来が迫ってきた。近年ではドラッグストアで、花粉によるアレルギー性鼻炎対策用の市販薬が増えている。

   花粉症薬の説明書を撮影し、ツイッター上に画像を公開した人がいる。服用時の注意として副作用の可能性が書かれており、発疹やめまい、頭痛といった症状が列記されていた。その中に投稿者が「二度見した」という説明書きがこれだ。「女性化乳房」「乳房が大きくなる」――。

  • 花粉症を抑える薬に…
    花粉症を抑える薬に…

0.1%未満の副作用でも記載する

   ツイッターに投稿された説明書の画像が、具体的にどの市販薬かは分からない。それにしても花粉症の薬で乳房が大きくなる恐れがあるとは、何とも意外な印象だ。

   花粉症の市販薬を調べると、エスエス製薬が販売する「アレジオン20」の添付文書に記載されている「使用上の注意」に同様の内容の「女性型乳房、乳房腫大」があった。J-CASTヘルスケアが同社の広報担当者に取材すると、薬を開発した日本ベーリンガーインゲルハイム社から、女性化乳房や乳房が大きくなる症状の発現頻度は「不明」との公式見解が出ていると説明した。「アレジオン」はもともと医療用医薬品で、一般医薬品に転用された。臨床試験の際に女性化乳房などの副作用は報告されておらず、発売後の「自発報告」として、飲んだ人のごく一部から「乳房が大きくなった」旨の話があった。

   実は薬の添付文書には、発現頻度が0.1%未満の副作用でも記載しなければならない。ベーリンガーインゲルハイムが出している医療用アレジオンの添付文書を見ると、「乳房が大きくなる」という症状は、数値で表せないほど少ない「頻度不明」に分類されており、ほとんど起きていない。なおエスエス製薬には、これまで服用後に乳房が大きくなったという報告は入っていないという。

   それでも、全般に副作用を感じた場合はすぐに服用を中止して医師や薬剤師、登録販売者に相談してほしい、また用法・用量を守って正しく使用してほしいと担当者は付け加えた。

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