歌手のペギー葉山さん死去 代表曲「南国土佐を後にして」

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   「南国土佐を後にして」「学生時代」「ドレミの歌」など多くの人に親しまれたヒット曲で知られた歌手のペギー葉山さんが2017年4月12日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。83歳だった。

   明るく伸びのある歌声で、誰もが口ずさむことができるさわやかな曲を歌う歌手として、人気を博した。日本歌手協会7代目会長も務めた。最近まで歌謡イベントなどに登場し、元気な姿を見せていた。

  • ペギー葉山さんは、「南国土佐を後にして」などの代表曲を残した(キングレコードより)
    ペギー葉山さんは、「南国土佐を後にして」などの代表曲を残した(キングレコードより)

紅白歌合戦には14回出場

   1933年、東京生まれ。青山学院高等部卒。当初は声楽を学び、音大進学を目指していたが、途中でクラシックからジャズ・ポップスミュージックに転向した。

   58年の「南国土佐を後にして」が爆発的にヒット。200万枚を突破する驚異的な売り上げを記録し、いちやくスター歌手となった。さらに60年には映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中から「ドレミの歌」を自らの訳詩で紹介、子供が歌える曲として音楽の教科書にも取り上げられた。

   63年には「ラ・ノビア」、64年には「学生時代」もヒット。とくに「学生時代」は当時の女子大生の愛唱歌になり、ロングセラーとして盛んに歌われた。NHKの「みんなのうた」にもしばしば登場し、「かあさんのうた」などを歌った。紅白歌合戦には54年を最初に計14回出場した。NHKの子供向け音楽番組「歌はともだち」の司会も長く務めた。

   65年に俳優の根上淳さんと結婚。芸能界きってのおしどり夫婦で知られ、好感度の高い中年カップルとして夫婦でCMに登場したこともあった。98年に根上さんが倒れてから2005年に亡くなるまで歌手業のかたわら在宅介護を続けた。

   タレントとしても活躍し、「ひらけ!ポンキッキ」のしつけコーナー、「ウルトラマンタロウ」のウルトラの母の人間体である緑のおばさんとしても知られる。

   2015年には第66回NHK放送文化賞を受賞した。今年の2月には東京・中野サンプラザで行われた「キングオールスター歌謡パレード」に出演していた。 さらに3月29日にも東京・日生劇場で行われた「越路吹雪 三十七回忌特別追悼公演 『越路吹雪に捧ぐ』」に参加していた。

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