2018年 11月 18日 (日)

一酸化炭素濃度測定を自宅でも 禁煙治療のために遠隔診療IoT活用

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   医師によるスマートフォン用治療アプリの開発を行っているキュア・アップ(東京都中央区)は、遠隔診療による禁煙治療を進めるため、呼気一酸化炭素(CO)濃度測定を遠隔でも可能にするポータブル測定器とアプリを開発したと2017年5月1日に発表した。

   禁煙治療ではCOの体内への取り込み状況を、呼気濃度測定によって計測、濃度が下がれば治療が進んだと判断できるという。

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    禁煙は自宅で治療する日が来る?

呼気測定で禁煙成功率も上昇

   厚生労働省などで遠隔診療への保険適用の拡大が議論されており、禁煙治療もその対象として注目されているが、キュア・アップのプレスリリースによると現在の保険適用の条件である「呼気一酸化炭素(CO)濃度測定」は遠隔では行えず、測定のためには通院しなければならないという矛盾があるという。

   また、喫煙の有無を自己申告する禁煙成功率に対し、「呼気CO濃度測定」を加えて確認した禁煙成功率は約2倍もの乖離があるとする論文もあり、禁煙治療にはCO濃度測定が必須と言える。

   しかし、従来の濃度測定器はサイズや価格の面から、患者個人では所有できず、医療機関に通院して測定する必要があった。これらの診療課題を踏まえ同社は、遠隔診療でも毎日の呼気CO濃度測定を可能とするIoT デバイスを開発したという。

   そのポータブル呼気CO 濃度測定器は全長約14センチ、重量100グラムとなっており、診察時だけでなく自宅での測定も可能。測定結果は同社が提供する「禁煙アプリ」にデータとして蓄積され、日々患者に適したガイダンスを提供する。

   現在禁煙アプリの臨床試験が進められており、承認され次第の提供が予定されている。

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