お笑いタレント・ガリガリガリクソン(本名・坂本祐介)容疑者(31)が道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕されたことが波紋を広げている。逮捕前に同容疑者と酒席を共にしていたと思われる女性タレント・門楼まりりんさん(25)がその様子をSNSに公開。「ガリさん、飲み過ぎて顔死んでる」などと書き込んだことに対して「一緒に飲んでる時点でアウトやで」といった非難が殺到。「共犯」だと指摘する声もあり、炎上騒ぎに発展している。「一緒に飲んでる時点でアウトやで」ガリクソン容疑者は2017年5月12日午前7時ごろ、大阪・中央区で酒を飲んだ状態で乗用車を運転したとして道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された。各メディアによると、同容疑者は「酒をけっこう飲んだせいもあり、運転したことを全く覚えていない」と話し、容疑を否認しているという。逮捕を受け、ガリクソン容疑者の友人である門楼まりりんさんにも批判が集まっている。門楼さんは5月12日午前9時ごろ、自身のインスタグラムに「ガリさん、飲み過ぎて顔死んでる。笑」「みんなほんまお酒強いわ〜」などのコメントとともに、逮捕直前とみられる同容疑者らとの写真を公開。その後これらの投稿は削除され、同日21時ごろ、ツイッターに「ガリガリガリクソンさんの報道を見てお気づきの方もいらっしゃると思いますが現時点では私からは何もお話出来ないです。大変心苦しいですが今はご理解下さい」と書き込んだ。続けて、「明日の朝、警察署へ事情聴取に行きます。私が話せることは話させて頂きます。きちんと順序を経て、皆様へ説明出来ればと思いますのでご理解して頂ければと思います」と説明した。これらのツイートのリプライ(返信)欄には、「車で来てるのを知ってたの?知らなかったの?知ってたら、共犯ですよ」「一緒に飲んでる時点でアウトやで。しかし、代行呼ぶとか考えなかったのかねぇ?」「乗るなら飲むなですよ意志が弱かったのは彼でしょ大人ですからねでも思いやりも必要でしたね」といった非難の声が寄せられ、炎上状態となっている。道路交通法第65条第3項では、「何人も、第一項の規定(編注:酒気帯び運転)に違反して車両等を運転することとなるおそれがある者に対し、酒類を提供し、又は飲酒をすすめてはならない」と定めている。「ニート漫談」で有名だった「オッス!おらニート!」などのセリフとともに繰り出す「ニート漫談」で知られるガリクソン容疑者。ピン芸人ナンバーワンを決める「R-1ぐらんぷり」では過去8回、準決勝まで進出している。本業以外でも、15年公開のディズニー映画「インサイド・ヘッド」の日本語吹き替えや、16年放送のドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」(テレビ東京系)に出演と、幅広く活動をしていた。最近では、宗教団体「幸福の科学」に出家した女優・清水富美加さん(22)についてたびたびツイッターで言及するなどして話題となった。今回の騒動を受け、ガリクソン容疑者が通っていた放送芸術学院(現・放送芸術学院専門学校)の先輩にあたる声優のせいじろうさんは、ツイッターで「仕事をした時も、物腰柔らかく良いヤツだっただけに、本当に残念だ。酔って自分のした事が解って無いようだが、保身の言い訳にしか聞こえない。自分のした事をしっかり見つめなおし、罪を償って欲しい」と厳しい言葉を投げかけた。また、オカルト研究家の中山市朗氏はブログで、「飲酒運転はけっして許されるものではありませんが、ま、他人を巻き込んだり、人身事故を起こしたりは、なかったようで、そこはまあ、不幸中の幸い。専属の吉本興業からは厳しい処分がありましょうが、ぜひぜひ、また復帰してもらいたいものです」などとエールを送った。
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