「皇室女性、恋愛の代償大きい」 英メディア、眞子さま「皇籍離脱」に関心

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    秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さま(25)の婚約報道は、エリザベス女王(91)を国家元首に持つ英国では、日本とは違った関心を持って受け止められたようだ。

   英メディアが結婚報道で主に見出しに取ったのが「皇籍離脱」(to give up royal status)という言葉だ。女性皇族は、結婚にともなって自らの意に沿わない形で皇室を去ると解釈されているようで、「もし女性ならば恋愛の代償は大きい」とも報じられた。これに加えて、男性皇族しか皇位継承が認められていないことで、継承が危うくなっているという現状にも関心が集まっているようだ。

  • 英メディアの関心事は眞子さまの「皇籍離脱」だ
    英メディアの関心事は眞子さまの「皇籍離脱」だ

アン王女は結婚後も公務

   英国では王族の女性が王族以外と結婚しても離脱する必要がない。チャールズ皇太子(68)の妹のアン王女(66)は結婚後も公務を続け、王位継承順位も12位だ。

   それだけに、眞子さまの結婚にともなう皇籍離脱は、英メディアには新鮮に映るようだ。

   デイリー・テレグラフ紙は、2017年5月17日(現地時間)、眞子さまの婚約報道を

「天皇陛下の年長の孫は、法律事務所のアシスタントと結婚するために皇籍を断念する見通しで、世界最古の皇室の未来をめぐる懸念が再び浮上している」

という書き出しで報じた。婚約そのものよりも「皇籍」が関心事だということがうかがえる。

   公共放送のBBCも同様のトーンで、

「眞子さまは称号を失って俗世間から離れた皇室を出て、外の世界で夫と同居する」

と表現。結婚後は投票権を得たり納税の義務が生じたりすることを紹介しながら、

「もし子どもが生まれれば、その子は皇族ではない」

と報じた。皇位継承をめぐる問題についても、

「眞子さまが皇室を離れることは、公務の担い手が1人減るということだ。これを機に、縮小する皇室や、そこでの女性の役割、皇位継承に関する議論が再燃しつつある」

と指摘している。

   とりわけ日本の特異性を強調する内容になっているのがガーディアン紙。

「日本のプリンセス・マコ、一般人との結婚で皇籍を失うことに」

の見出しで、

「日本の皇室では、もし女性ならば恋愛の代償は大きい」
    「悠仁さまに息子が生まれなければ皇位継承が途絶えるとの懸念が出ている」

などと解説。05年に皇室を離れた黒田清子さん(48)についても、

「目減りした称号は、政府からの100万ドル(約1.1億円)以上の支払いで償われた」

と、皇室を離れると「称号が減じられる」という独特の表現を交えながら結婚の経緯を報じている。

   政府は17年5月19日、天皇陛下の1代限りの退位を認める特例法案を閣議決定した。今国会で成立する見通しだ。一方、英国王室は5月4日、エリザベス女王の夫のフィリップ殿下(95)が17年秋から公務を行わないと発表。事実上の引退宣言だが、エリザベス女王は退位や引退せずに引き続き公務を行う。

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