2024年 4月 30日 (火)

米国の肥満はなぜ減らないか 食情報めぐり消費者が迷走

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65歳までに50%が糖尿病か糖尿病前症

   米ケーブルテレビニュース局CNNは、ウェブサイトのヘルス特集ページで、この調査についての記事を掲載しているが、そのなかで、クリーブランドのあるクリニックの予防医学の専門家、ロクサーヌ・スコル博士は、こうした相反する情報や誤情報を含め情報の洪水が米国に蔓延する肥満の一因になっている可能性を指摘する。

   スコル博士は、米疾病予防管理センターのデータを引用しながら、米国民は65歳までに50%が糖尿病か糖尿病前症になることを指摘し、現状の策が機能していない現われだという。「米国民が混乱している証拠で、健康になる選択をしていないということ。しようとしていないわけではないが...」

   スコル博士は、食品にたいして「健康」という言葉を使うと混乱するので「栄養」を使うべきという。「過度に加工された食品でも栄養があるといえるかもしれないが、それは不全な栄養。私は、肥満は栄養失調状態と考えている。社会では肥満は自らを甘やかした食べ過ぎによると思われているが、それとは反対のメッセージになる」

   同博士は、肥満が食べ過ぎならば食事療法が有効なはずという。

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