2024年 4月 20日 (土)

慰安婦像の次は「徴用工像」 仁川で韓国初、他都市も...

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元徴用工らが起こした訴訟14件が進行中

   労働者像は16年8月、朝鮮人の強制連行などについての歴史を展示している「丹波マンガン記念館」(京都市左京区)に韓国の労働組合が設置した例があるが、韓国国内では初めてだという。ソウル、済州、釜山でも設置の計画が進んでいる。

   徴用工の個人請求権の問題は、日本政府は1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決された」との立場だが、韓国の最高裁は2012年「個人の請求権は消滅していない」とする判断を示した。

   これを機に、元徴用工や元女子挺身隊が日本企業を相手取って相次いで訴訟を起こしている。17年8月8日には、三菱重工業の名古屋市内の軍需工場などに動員された元挺身隊員の女性と遺族が損害賠償を求めて起こした訴訟の判決が韓国南西部の光州地裁であった。判決では原告側の訴えを認め、同社に約1億2300万ウォン(約1200万円)の支払いを命じている。聯合ニュースのまとめによると、元徴用工と遺族が日本企業を相手取って起こした訴訟は、計14件が進行中だ。

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