トランプ「リアル・ニュース」は「フェイク」ばかり 「宿敵」ワシントン・ポストが攻撃

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   自らに批判的な報道を「フェイク・ニュース」呼ばわりしている米国のトランプ大統領が、2017年8月6日(米東部時間)フェイスブック上で「リアル・ニュース」なる動画を打ち出した。

   CNNでトランプ氏支持派として知られてきたコメンテーター、カイリー・マッキーナニー氏(29)が共和党全国委員会 (RNC)に移籍し、ニュース番組風の動画で「移民の増加は米国人労働者の賃金を下げてきた」といった典型的な「トランプ節」を展開したのだ。だが、トランプ氏が敵視してきたワシントン・ポストからは、早くも「リアル・ニュース」の内容が間違いだらけだという指摘が出ている。

  • トランプ氏がフェイスブックで公開した動画。CNNでトランプ氏支持派として知られてきたコメンテーター、カイリー・マッキーナニー氏(29)がトランプ氏側の主張を読み上げている
    トランプ氏がフェイスブックで公開した動画。CNNでトランプ氏支持派として知られてきたコメンテーター、カイリー・マッキーナニー氏(29)がトランプ氏側の主張を読み上げている

「トランプ大統領は、明らかに経済を正しい方向に戻している」

   動画の長さは約1分30秒で、週刊ニュースを扱う番組風に「雇用統計」「移民規制法」「ベトナム戦争功労者らの表彰」の3つのテーマを扱ったが、早くも正確さに疑問が出ている。

   動画では、雇用統計について、

「7月の雇用統計によると、予想を上回る20万9000人の雇用が増えた。就任以来、トランプ大統領は100万人以上の雇用を創出した。失業率は16年ぶりの低水準で、消費者景気は16年ぶりの高水準。ダウ平均は最高値を更新し続けている」

などと事実関係を説明し、

「トランプ大統領は、明らかに経済を正しい方向に戻している」

と成果を強調した。これに対してワシントン・ポストは、(1)20万9000人の雇用が増えた(2)就任以来100万人以上の雇用を創出した(3)失業率が01年以来の16年ぶりの低水準、といった点に誤りはないとしながらも、「トランプ大統領は、明らかに経済を正しい方向に戻している」という主張には異議を唱えている。

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