2024年 4月 28日 (日)

市川紗椰はキャスター失格じゃない ユアタイム終了報道に「やめないで」

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加計問題などで「独自色」

   こうして見ると、まるでいいところもなかったように見える「ユアタイム」だが、終了報道への反応をチェックすると――。

「ユアタイム終わりかー。良心的な番組と思っていたんだけどな」
「視聴率は悪かったが、市川紗耶は、段々と良くなった。相撲解説も良かったのに。よく、ショーンKの穴を埋めたよ。残念だ」
「あのユルいながらもモーリーとかコメンテーターとかの独自視点がよかったのに。元官僚や新聞記者のつまらんオヤジ視点にはない内容」

   意外にも、というと失礼かもしれないが、ネット読者からは否定的に扱われがちなフジテレビの、しかも報道番組にもかかわらず、終了を惜しむ声が目立つ。

   「独自視点」を象徴するのが、加計問題の閉会中審査を扱った7月10日夜の放送だ。他の番組ではあまり扱われなかった加戸守行・前愛媛県知事の答弁に、市川さんの「経緯を丁寧に説明していて、辻褄が合うんですよね」というコメント付きで言及するとともに、国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンさんによる、

「野党による内閣への追及ということで、(メディアが)ショーアップに加担して尻馬に乗ってしまったように思います。だから下手をすると、今回信頼を失うのは自民党というよりも、メディアが敗者になる可能性があります」

という、マスコミのあり方を問う発言を放映、反響を呼んだ。

   こうした他の番組と一味違う姿勢が、視聴者にも認め始められた矢先の9月いっぱいでの「打ち切り」報道。8月5日付の日刊スポーツ(ウェブ版)は、後継番組に椿原慶子アナウンサー(31)を起用する方針だと伝えている。

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