2024年 4月 25日 (木)

ローチケ「キャンセル騒動」、会社は「事実なし」 否定の根拠は?担当者に質問すると...

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   ローソンチケット(以下、ローチケ)で購入したミュージカル「刀剣乱舞」のチケットが、取り消し手続きをしていないにも関わらず、なぜか「キャンセル扱い」になった――。こんな訴えがツイッターに寄せられ、ローチケ側の対応を非難するユーザーが相次いでいた問題が「急展開」を迎えた。

   ローチケの運営会社が2017年9月4日、投稿者の主張内容について「調査したが事実の確認はできなかった」という趣旨の文書を発表したのだ。いったい、何が起きているのか。J-CASTニュースが、運営会社に詳しい事情を聞くと......。

  • チケットの先行抽選販売が行われたミュージカル「刀剣乱舞」(画像は公式サイトのスクリーンショット)
    チケットの先行抽選販売が行われたミュージカル「刀剣乱舞」(画像は公式サイトのスクリーンショット)
  • チケットの先行抽選販売が行われたミュージカル「刀剣乱舞」(画像は公式サイトのスクリーンショット)

「誠に遺憾です。微塵にも納得出来ません」

   問題の発端となったのは、あるネットユーザーが9月2日にツイッターへ寄せた主張の内容だ。

   投稿によれば、このユーザーは17年11月に「京都劇場」(京都市)で行われるミュージカル「刀剣乱舞」のチケット抽選販売に当選し、ローチケで購入手続きを済ませた。だがその後、自身はキャンセル手続きを取っていないにも関わらず、ローチケ側から突如、

「チケットのキャンセル通知が届きました」

と報告したのだ。

   このユーザーは続く投稿で、ローチケ側に何度も電話で問い合わせをしたとして、通話の内容を詳細に書き起こした文章を公開。また、ローソン店舗で8月31日に支払ったというチケット代金の領収書や、ローチケ側から届いたというメールのスクリーンショット画像も掲載している。

   さらに投稿者は、ローチケ側の担当者から、購入手続きを済ませたチケットがキャンセルとなった原因は不明だが、改めて同じチケットを用意することは「不可能だ」と伝えられたなどと説明。その上で、

「あちらのシステム上の問題なのにチケットの確約もしていただけず、当選した事実は無くなりました。誠に遺憾です。微塵にも納得出来ません」

と怒りを爆発させた。

   この投稿は7万9000回以上リツイート(拡散)されるなど大きな反響を呼び、ツイッター上では「理不尽極まりない」「信用できなくなる」などとローチケ側の対応を非難する声が広がることになった。

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