経団連、ロシア政府に貿易や投資環境の整備を訴えていく方針
経団連は9月7日に今回の首脳会談に合わせてウラジオストクで閉幕した「東方経済フォーラム」で、これまで中心だった石油・天然ガスなどエネルギー分野のほか、今後は農業、医療、自動車、再生可能エネルギーなど多様な分野で協業を進めるべきだと主張し、民間分野で48件の協力案件が日露間の成果文書に盛り込まれた。
しかし、ロシア側の期待とは裏腹に、日本企業サイドには日露ビジネスの進展に冷ややかな見方があるのも事実。経団連としては、これらのプロジェクトを推進するため、ロシア政府に貿易や投資環境の整備を訴えていく方針だ。