2024年 5月 4日 (土)

リセット連発の小池氏、アピール懸命の若狭氏、一方細野氏は... 設立会見に「希望の党」人間模様を見た

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細野氏の回答に若狭氏「若干補足すると...」

   若狭氏は報道陣の質疑でも存在感を放った。ある記者が「細野さんにお尋ねする」として衆院総選挙での野党連携の可能性を聞くと、細野氏は「理念・政策に一致できる顔ぶれを集める」などと回答。すると、若狭氏が「若干補足すると...」と言ってマイクを取り、「我々は改革保守政党だ。そういう意味で、改革保守という軸足で進める」と主張した。

   同様の場面はもう一度あった。「どなたでも結構なのでお聞きしたい」として別の記者が「改革保守という理念は具体的にどのような政策で具現化していくか」と質問。真っ先に細野氏が「私から簡潔に申し上げると」として、「改革保守でいえば『憲法改正』はひとつのテーマ。自民党は9条の議論が先行している。我々はその議論から逃げないが、優先順位としては地方自治、国会の在り方、一院制など、改革志向の憲法改正を提案していく」などと回答。そして若狭氏が「若干補足すると...」とまた付け加えた。

「消費税の議論では、国会の身を切る改革が必要だ。それをせずに消費税率をあげ、国民に負担を求めるのはおかしい。身を切る改革として、我々は議員報酬削減を打ち出している。議員数削減のひとつの表れとして、統合型の一院制という話につながる」

   先立つ25日午後、記者団の質問に答えた若狭氏は、「小池さんの『リセット』とは、若狭さんが外されたということか」と問われ、「そんな意味ではまったくないと思う」と笑った。だが、新党の発表をすることはいつ小池氏から聞いたかについて、「少なくとも今日(25日)」とし、さらに「実は私、今日は携帯電話が壊れていて」「電話が壊れていたので、その間に着信があったので」として、会見を把握していなかった旨を述べていた。

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