2024年 5月 2日 (木)

DJ KOO脳動脈瘤で「緊急手術」 破裂すればくも膜下出血の恐れ

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頻繁な頭痛の原因、視神経圧迫で失明も

   上山氏はDJ KOOさんに、質問をふたつした。ひとつは「身内に脳動脈瘤、くも膜下出血の人はいるか」、もうひとつは「頭痛持ちか」。答えは、前者はノーだったが後者はイエス。「3、4年は続いている。時間に関係なく起きる。放っておくとずっと続く」と明かした。頭痛で医療機関での診察を受けたことは、ないという。

   上山氏によると、DJ KOOさんの脳動脈瘤が、顔面から頭部に広がる太い神経「三叉神経」に触れて頭痛を引き起こしている可能性があるようだ。また、脳動脈瘤のサイズが大きいため既に視神経にも触れているかもしれず、このまま視神経を圧迫すると失明の恐れまで出てくると指摘した。

   放置すれば命の危険にさらされるDJ KOOさん。ここで上山氏は、「(脳動脈瘤が)破れていなければ治せる」と、治療を強く勧めた。「自分の身内だったら引きずってでも病院に連れて行く」とまで口にしたことからも、DJ KOOさんがどれほど危うい状態にあったかが分かる。

   先述の東京女子医大・脳神経外科のサイトには、脳動脈瘤の環境要因リスクとして、喫煙、高血圧、大量飲酒を挙げている。こうした生活習慣に心当たりがあったら、改めた方がよいだろう。

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