LINEのクリスマスを題材にしたCMがちょっとした「炎上」騒ぎに発展している。クリスマスプレゼントとして女性が100円のコーヒー引換券を3人の男性にそれぞれLINEを使って送ったところ、男性からダイヤのネックレスといった高級なお返しが届き、しかもプロポーズもされるといった内容だ。ネット上では、LINEはあえて批判を受けることを狙ったのかもしれないが、クリスマスが近づいてイラ立っている人もいるだろう現状で、「これはセンスのないCMだ」などといった意見も出ている。「たくや、クリスマスプレゼントだよ」話題になっているCMは、2017年12月10日にユーチューブで公開された「あざかわ女子のクリスマス」という題名の「LINEギフト」のCM。LINEでつながっている友達に、簡単な操作でプレゼントを送ることができるシステムだ。CMでは女性が100円のコーヒーを「たくや、クリスマスプレゼントだよ」などと、LINEを使い3人の男性に送る。男性は「マジで!ありがとう!!」とそれを受け取る。そして翌日、女性が口紅を塗り直していると次々にコーヒーを送った男性からLINEが届く。女性がLINEを開くと、「昨日のお返しのプレゼントだよ!」のメッセージと共に、人気の香水、高級シャンパン、ダイヤのネックレスが届く。ネックレスを送った男性は「結婚して!」とメッセージしている。女性は喜び、笑顔でガッツポーズをとる、といった内容だ。これが17年12月20日頃からネット上で「不快だ!」「男をバカにし過ぎ!」「三股かよ!」などと激しい批判が渦巻く事になった。「同じ女として、やめてほしいよねこういうCM」ユーチューブのLINE公式ページで公開された動画のコメント欄には、「ゲスい女。こんなCMよぉー役員決裁おりたな。センス無さすぎにも程がある」「男性蔑視ですね。悪質かつ不快なCMです」「同じ女として、やめてほしいよねこういうCM。女の株が下がるだけ」「どういう意図で作ったんだよこの胸糞広告w」などと数々の批判が書き込まれている。今回の「炎上」については、あえて批判を受けることを狙ったけれどもそれが滑ってしまったのではないか、クリスマスが近づいて来てイラ立つ人の格好の餌食にされているのではないか、などといった感想も出ている。
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