2024年 3月 29日 (金)

レジェンド葛西の「滑った」冗談 帰国会見「見てて辛いわ...」

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   「なんか、見てて辛いわ・・・」――。平昌五輪の日本代表団・帰国時記者会見に出席したスキージャンプの葛西紀明選手に対し、こんな同情するような声が漏れている。

   五輪開会式で旗手をつとめた葛西選手だが、会見に出席した選手で唯一人、メダルを首にかけていなかった。

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「僕のおかげでこんなにたくさんのメダリストが生まれたんじゃないかなと」

   日本選手団は2018年2月26日に帰国時記者会見に臨み、主将のスピードスケート・小平奈緒選手と旗手の葛西選手、そしてメダリストの総勢16人が一堂に会した。

   葛西選手は今大会、個人ノーマルヒル21位、同ラージヒル33位、団体は6位と、メダルに手が届かなかった。司会者がはじめにこの会見について「帰国記者会見」に加え「メダリスト会見」と述べたこともあって、テレビ越しに中継の模様を見ていたインターネットユーザーからは「この場に来てもつらいやろ葛西」「気の毒」「なんか、見てて辛いわ・・・」といった声が漏れることになった。

   冒頭あいさつで葛西選手は「旗手をつとめた葛西紀明です。今回メダルを取ることはできませんでしたが、8度目の五輪という誰しもがなしえない記録を作ることができ、本当に嬉しく思っております」と、悔しさをにじませつつ、初出場アルベールビル五輪(1992年)から続く記録に誇りを見せた。

   ただ、次の一言が視聴者の心をいっそう複雑にさせた。

「旗手という大役をやらせていただいて、力強く旗を振れて、僕のおかげでこんなにたくさんのメダリストが生まれたんじゃないかなと思っています」

   苦笑いする葛西選手。その様子をテレビ越しに見ていたインターネットユーザーからは掲示板に

「笑えねえっつのw」
「笑いを取りに行ったのに ダダスベリじゃねえか」
「えっ笑うとこじゃないのかな 滑った?」
「あああ・・・葛西いまのスベリはまずい気がするぞ・・」
「これ冗談のつもりで言ってるのに笑いが起きてないとかなんじゃねえの」

といった書き込みが続々となされていた。

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