2024年 5月 4日 (土)

「コーチにカネかけた結果」は選手軽視? 麻生発言に「正論」との声も

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妥当だという反論も

   一方で、そうした批判に対し、麻生氏の発言は妥当だという反論もある。

   男子フィギュアの羽生結弦選手(コーチはブライアン・オーサー氏)を筆頭に、女子カーリングのLS北見(コーチはカナダのジェームス・リンド氏)、女子スピードスケート(コーチはオランダのヨハン・デビッド氏)と、今大会でめざましい成果を上げた選手の中には、外国人コーチの指導を受けている選手も多い。

   たとえばデビット氏は、徹底した意識改革や科学的なトレーニング手法の導入などで、日本チーム躍進の立役者となり、その手腕は一般メディアでも注目を集めた。

   そのため、

「ほんと、選手の才能を生かせるコーチって、上へ行くほど大事なんよねぇ」
「指導者は大事だよね。ここをケチって良い成績だけ求めるなんて有り得ないもんね」
「実に的を射た発言。選手の全力の頑張りを『結果』につなげるのがコーチの仕事。優秀な選手+コーチ+環境を整えるカネを準備する人間の鼎立が肝要なのだ」
「珍しく核心を突いた発言という印象。フィギュアもカーリングもスピードスケートも、強豪国のコーチの力を借りればちゃんと結果が出るってことが分かったのは、今大会の大きな収獲なのでは」

という指摘も相次いだ。米山隆一・新潟県知事もツイッターで、このように賛意を示す。

「おっしゃる通りです。国籍と無関係に、適切に遇した良い指導者から良い指導を受ける事は、多くの分野に共通する上達の秘訣で、その為には一定の選択と集中も必要です」
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