フリーエージェントで移籍先を探していたメジャーリーグのイチロー選手(44)が、2018年3月6日、古巣であるマリナーズと交渉に入ったことを国内外のメディアが報じた。公言している「50歳まで現役」という目標に一歩進めた。世界最高記録である日米通算4257安打を記録し、年齢を感じさせない活躍で注目を集めるイチロー選手の移籍先については、日本球界への復帰を含め、様々な可能性が論じられていた。「日本帰還」ささやかれるも...マリナーズはイチロー選手にとってはメジャーでの最初の球団で、2001年から11年間プレーしている。マリナーズを離れてからはニューヨーク・ヤンキースで2年半、マイアミ・マーリンズで3年間プレーし、フリーエージェントとして移籍先を探していた。18年1月17日にはメジャーリーグの公式サイトで「メジャーリーグからのオファーがなければ、イチローは日本へ戻るかもしれない」と日本球界への復帰の可能性に触れる記事が公開されるなど、移籍探しは難航すると同時に注目を集めていた。また、その記事の中ではマリナーズと接触したとも報じられていた。こうした動きを受け、日本の球団からも「熱視線」が向けられているという国内報道もあるなど、メジャーでの古巣のマリナーズ以外にも、国内球団への移籍の可能性も論じられていた。そのため、マリナーズへの移籍が報じられると、「マリナーズと契約は嬉しすぎる...イチローさんは古巣でこれからもレジェンドとして名を残すんでしょうね」「賛否とかどうでもいいから、イチローが取り敢えず移籍先マリナーズで確定したみたいで嬉しい」「イチロー、マリナーズ復帰は喜ばしすぎる」と、復帰を喜ばしいとする反応が相次いだ。一方で、「イチロー古巣へ ってタイトルみてオリックス戻ってくるのかと思ったじゃん」「イチロー選手、マリナーズ復帰おめでとうございます。でも、本心を言うと日本球界に、オリックスに戻って来て欲しかったなぁ?」「中日来てくれても面白かったのにな」「はぁ?、イチローマリナーズかーもうニッチローでもいいから中日来いよ」と、日本でプレーする姿が見られないことを残念がる声も寄せられた。大谷VSイチローは「興奮しない野球ファンはいない」と期待大また、イチロー選手がマリナーズ所属となることで、エンゼルス所属の大谷翔平投手(23)との対決の可能性が浮上している。マリナーズ、エンゼルスは共にアメリカンリーグの西地区に所属しており、3月29日からのレギュラーシーズンでは計19回の対戦が予定されているためだ。両チームの最初の試合は5月4日からの3連戦で、いずれもマリナーズのホームで開催される。ベテランと若手、2人の日本人選手の試合の可能性に、ツイッターには「イチローがマリナーズ戻るならシアトルは日本に近いからまた追っかけしやすいじゃないの!LA郊外の大谷選手観に行く時にW追っかけ出来るーー!楽しくなってきたわ」「ピッチャー大谷バッターイチローというシチュエーションが見れるかもしれないこれに興奮しない野球ファンはいないでしょ」「大谷対イチローなんてそれぞれの世代で考えたら現役対OBみたいな対戦なのにそれがメジャーの舞台で観れるかもしれないんだね」など、ファンからは興奮気味なコメントが投稿されている。
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