2020年 7月 9日 (木)

首都圏「電力&ガス」三つ巴バトル激化 東電が新たな一手

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関電も中部電も

   両社が提携を強化するのは、ライバル、東ガスが存在感を高めているためだ。東ガスは、2016年4月に電力小売りが全面自由化されてからの約1年半で100万件の顧客を獲得。18年4月には、1人暮らしなど電気使用量が少ない人向けのプランを新たに開始するなど、「20年度に220万件」という次の目標へ向けて手を打っている。

   東ガスと関係が深いのが関電だ。両社は液化天然ガス(LNG)の調達や発電所の運営、不動産事業などで次々と連携しており、今後も提携分野を広げていく方針。関電は地元で大ガスに攻め込まれており、首都圏攻略が課題となっている。電気・ガスの販売でも協力を目指すとみられる。

   他方、中部電と大ガスは2018年4月、首都圏で電力・ガスの販売事業をてがける「CDエナジーダイレクト」を折半出資で設立する。準備が整い次第、販売をはじめる予定で、将来は300万件の顧客獲得を目指すと宣言している。

   戦いはまだ始まったばかり。魅力的・独創的な料金体系やサービスをいかに打ち出せるかが勝敗のカギを握りそうだ。

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