2019年 11月 22日 (金)

「半分、青い。」に「マグマ大使」登場 時代考証めぐり論議

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   視聴率も20%を超え、好調な滑り出しのNHK朝ドラ「半分、青い。」。だが、一部視聴者からは「時代考証」に関するツッコミの声も上がっている。

   特に2018年4月5日放送回では、往年の特撮ドラマ「マグマ大使」が引用されたのだが、これがちょっとした議論を呼んでいるのだ。

  • 主演の永野芽郁さん(2016年撮影)
    主演の永野芽郁さん(2016年撮影)

主人公は71年生まれ、マグマ大使は66年

   「半分、青い。」は永野芽郁さん演じるヒロイン・楡野鈴愛(にれのすずめ)の半生を描く物語だ。鈴愛は岐阜県東部出身、1971年生まれという設定で、その成長とともに、移り変わる現代日本の姿が描かれるとされる。

   5日放送回では、9歳に成長した鈴愛が、幼なじみの萩尾律の元に遊びに行く場面が描かれた。キャベツを手土産に萩尾家を訪ねた鈴愛は、「りーつー!」と声を上げつつ、小さな笛を吹く。その姿に重ねて画面に映し出されたのは、特撮ドラマ「マグマ大使」の一場面だ。「マグマ大使」では、主人公の少年が笛を吹くことで、「ロケット人間」であるマグマ大使らを呼び出すことができる。幼い鈴愛も、テレビで見たその姿を真似している――というわけだ。

   ところが、このシーンが放送されるや、ツイッターではちょっとした騒ぎが巻き起こった。

「1980年で子供がマグマ大使の真似するのはどう考えても無理があるんだよなーうーん マグマ大使は再放送の記憶ないし、笛吹いて呼ぶとか知らなかったぞ...」
「1971年産まれの小学校三年生はマグマ大使を知らないと思うんですが?」
「私、鈴愛たちよりもちょっと年齢が上なんですけど、マグマ大使ってよく知らないです」

というのも、鈴愛は上記のように71年生まれだが、「マグマ大使」が放送されたのは66年~67年なのである。生まれる前の特撮ドラマのネタを、鈴愛が知っているのはおかしいのでは――?

   直後の「あさイチ」冒頭でも、ヒロインと同世代であるMCの博多華丸・大吉さんらが、「流行ってたものが同じ」と語る一方、近江友里恵アナに「笛吹いたりしてました?」と振られると、

「笛は僕は......」(華丸さん)
「笛は吹いてないしキャベツ持って走ってない(笑)。これは地域差あるんでしょうね」(大吉さん)

と応じる場面もあった。

   ツイッターで多くつぶやかれた言葉を表示するトレンド欄にも、「マグマ大使」がランクイン、番組を見ていなかった人々を驚かせることとなった。

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