2024年 4月 25日 (木)

アメフト関学会見が「有能すぎ」 小野Dの意外な過去

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「最も抑制的な表現で『憤り』」

   日大側自身の「内部調査」で真相が表に出ると思うか、という質問には、

「第一に当該アメフト部の自浄能力、自ら真相を究明し、社会に公表するのが一番大事です。それは我々に対してだけでなく、日大アメフト部の将来、そして日本のアメフト界全体にとっても、どうしても必要なことだと私は考えます。一方で、関東学生連盟の調査もありますので、そこは客観性を持って調査していただくことが必要と考えます。その両方において真相究明に近づくことが望ましいと考えています」

と、日本アメフトの未来まで見据えた回答をした。

   また、感情を極力抑えながらも、強い怒りをにじませる場面が何度かあった。「今回の問題で両大学アメフト部の関係が変わったか」を問われると、「我々は各世代で、他の大学より深いつながり、懇親があります。長く続くOBのつながりは変わりません。ライバルとして戦い、蓄積したものがあります」とした上で、

「ただ、今の両チームの関係は決定的に信頼関係が損なわれている。完全に崩壊していると思っていい状態です」

と述べている。

   問題のプレーがあった試合で「タックルした日大の選手が下がった時、(日大の内田正人)監督から労うような動作の映像があったがどう思うか」との問いには、慎重に言葉を選びながら

「最初の段階から非常に不可解と思っています。なぜそこで注意されないのか。選手が寄ってきて、まさしく労うような行為がされていることに、全く理解できないというのが一番抑えた表現だと思います」

と不可解さを示した。

   負傷した選手とその家族とも話をしたとして、その心情を代弁。ここでも、

「ご家族は当然ものすごく怒り、今も激しく憤っておられます。そもそものプレーもそうだし、監督の指示があったのではないかという疑念もそうです。何より、自分達に対して謝罪を申し込まれていないことへの憤りです。これも最も抑制的な表現で『憤り』としています。正直、収まってくる感じではないと思います」

と煮えたぎる思いを努めて冷静に述べている。

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