第59回宝塚記念(阪神11R芝2200メートル)で、和田竜二騎手騎乗の7番人気ミッキーロケットがG1初制覇を達成した。和田騎手にとっても、かつてのパートナー・テイエムオペラオー以来のG1勝利だ。その勝利騎手インタビューでの和田騎手の男泣きにネット上では涙を誘われるユーザーもいた。相棒に捧げる勝利今回の宝塚記念は、前回王者キタサンブラック不在で、出走馬中6頭がG1初参戦という混迷のレースだった。ミッキーロケットは、中断からレースを進めた。途中、1番人気のサトノダイヤモンドが早めに前に出ても内で耐えた。直線では内から突き抜けると10番人気のワーザーとの一騎打ちになったが、それを制した。4歳初戦の日経新春杯で重賞を初勝利して以降は、しばらく勝ちから遠ざかっていたものの、7度目のG1挑戦で初制覇となった。また、和田騎手にとって、01年天皇賞春以来17年振りG1制覇となった。過去に勝ち星をつかんだG1タイトル7つは全て5月17日に急死した相棒・テイエムオペラオーに騎乗してのレースであった。「勝ってオペラオーに報告したかった」今回の勝利騎手インタビューでは、「オペラオーが後押ししてくれたと思います」「勝ってオペラオーに報告したかったんですけど」と、感極まりながら相棒への思いをこぼしていた。「和田竜二」と「オペラオー」は同時にツイッターのトレンド入りを果たし、話題を呼んだ。「和田さんが勝ったようで。もらい泣きしたわー」「このインタビューはずるい。泣く」「いい勝利騎手インタビュー ウルっとするやん」などの反応があった。
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