2024年 4月 25日 (木)

「赤坂自民亭」騒動の西村副長官 豪雨への「危機意識」語るも「自分たちは...」

竹下総務会長「どのような批判もお受けしようと思っております」

   この懇親会は、定期的に衆議院議員宿舎で行っている、酒食をともなう「赤坂自民亭」と称する会合で、自民党幹部と若手議員が交流する場となっている。今回は5日夜に行われ、西村氏らがツイッターで写真をつけて、「和気あいあい」(西村氏ツイッター)な様子を発信していた。一方で、会合に先立つ5日14時には気象庁が、西日本と東日本にわたる広域で「記録的な大雨のおそれ」があると緊急会見し、近畿地方の一部では20時時点で避難指示が3万世帯超(NHKまとめ)に及ぶ事態となっていた。他にも土砂災害警戒情報が20近い府県で出ていた。

   西村氏は同じ5日夜、懇親会ツイッターのあとにも、気象庁発表を紹介し、「引き続きの警戒が必要です」と注意を促してはいた。それでも翌日以降、野党側から政府・与党の危機意識を問う声が上がり、週明け9日には、自身も会合に出席した自民党の竹下亘・総務会長は、記者団に「どのような批判もお受けしようと思っております」「これだけ凄い災害になるという予想を私自身は持っていなかった」と釈明した。

   今回の西村氏発言に対しては、ツイッターで、

「被災地に責任転嫁してる」
「責任は自治体にあって、政府にはない、と言いたいんだな」

と、「懇親会」問題以外の論点からの批判も寄せられている。

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