2019年 2月 22日 (金)

気象予報士・森田正光が「サマータイム」に反対する理由 日本の夏は「暑すぎる」!

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   気象予報士の森田正光氏が、東京五輪に向けて導入が検討されている「サマータイム」について「うまくいくと思えない」と反対の姿勢を示した。

   すでに導入されて100年経つ欧州と比べ、「夏が暑すぎる」と、気候の違いからその理由を指摘。「酷暑対策」として打ち出されているものの、2時間ずらしたところで「誤差ですよね」とバッサリ切り捨てた。

  • 森田正光氏は日本でのサマータイム導入に異を唱えている(画像は森田氏のツイッター)
    森田正光氏は日本でのサマータイム導入に異を唱えている(画像は森田氏のツイッター)

「日本にサマータイムは向いていません」

   森田氏は2018年8月15日のラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)に出演。リスナーからの「東京五輪期間中のサマータイム導入論、気象の観点で是か非か?」という質問に、「僕は非ですね。ほとんど意味がないと思っております」と答えた。

   40年超にわたり気象予報士を続ける中で、石油ショック時など「少なくとも3回はサマータイムの議論がありました」というが、「そもそも論でいうと、日本にサマータイムは向いていません」と、かねてから反対だったようだ。その理由を「欧米とは季節が違う」と話す。

   夏季の長い日照時間を生かそうと時計を一定時間進める「サマータイム」は、第一次大戦中の1916年、英国やドイツで始まり、欧米諸国に伝わった。森田氏は「特に(緯度が高い)北米は昼間が長いので、有効に使おうということで導入したのが始まりです。日本でも戦後、米国から進駐軍が来ました。その時、サマータイムを4年間やったんですね」と、連合国軍総司令部(GHQ)による1948年の導入事例に触れ、

「ところが、みんな寝不足になってダメだとなった、という経過があります」

と紹介した。当時は4年後の1952年に廃止されている。サマータイムは昼間が長いことで生まれる余暇を有効活用するねらいもあるとされるが、生体リズムがずれたり、長時間労働時間につながったりするなどの懸念もついてまわる。寝不足などの健康被害もそのひとつだ。

   森田氏はラジオで、「アジアでは韓国が一度入れたことがあるんですけど、これもダメだということ(で廃止)になりました」とアジアの他国の例を紹介し、

「『季節的に無理だ、欧米とは違う』ということです。夏が暑すぎるんです」

と続けた。

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