2024年 4月 18日 (木)

書籍「コンビニオーナーになってはいけない」を店頭に並べたコンビニ 「ブラックジョークではない」その真意

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   「コンビニオーナーになってはいけない」なんて本を、現役のコンビニオーナーが「おススメ」している―――?

   2018年10月19日、あるユーザーがツイッターにこの本が並んだ店内の様子をアップ、「こんなブラックジョーク効いたファミマ初めてだわ」と一文をつけて投稿すると、ツイートは瞬く間に拡散した。

  • 店長おすすめの「コンビニオーナーになってはいけない」(高中隆行さん提供)
    店長おすすめの「コンビニオーナーになってはいけない」(高中隆行さん提供)
  • 店長おすすめの「コンビニオーナーになってはいけない」(高中隆行さん提供)

「自分で読んで、本当にお勧めしたいと思った」

   投稿された写真は、一見なんの変哲もないファミリーマートの雑誌・書籍売り場の光景だ。ところがそこに並んでいるのは、『コンビニオーナーになってはいけない』(コンビニ加盟店ユニオン・北健一著、旬報社)。コンビニの労働環境などを取り上げた書籍だ。しかも、「オーナー店長のおすすめ」というPOPまで付けられている。

   この投稿を見たユーザーからは、様々な声が寄せられている。

「なってる本人が言っちゃてるよ」
「体を張って笑い取りに行ってる」
「ダイイングメッセージでは、、、、」
「後悔しとるんやろか...。」

   ツイッターの様子を見ていたのか、写真のファミリーマートの店長本人が「取り上げ頂き、ありがとうございます。残念ながら、ジョークではないんですよねぇ~」と、この投稿にリプライ(返信)を送っている。

   J-CASTニュースは2018年10月22日、そのご本人こと、高中隆行さん(54)を取材した。高中さんはフランチャイズ経営で、千葉県の四街道駅北口店の店長を約2年半、千葉南三丁目店は約5年務めている。

   高中さんによれば、「コンビニオーナーになってはいけない」を「おススメ」にしたのは、「ブラックジョークのつもりではないんですよね。内容を事前に聞いていて、本当にお勧めしたいと思ったからです」だと話した。同時にコンビニを巡る諸問題に「関心を持ってほしい」とも話しており、ツイッターやインスタグラムに売り場の様子をあげたのも、そのためだという。本はアマゾンで10冊購入して店頭に並べたところ、22日17時までに3冊売れている。

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