2024年 4月 16日 (火)

珠理奈、自分がいないMVを「何回も見て泣いた」 休養支えた「仲間への想い」

   2018年6月に行われたAKB48グループの選抜総選挙直後から3か月にわたって休養していたSKE48の松井珠理奈さん(21)が11月12日、都内で行われた「イオンカード」のPRイベントに登場した。松井さんが報道陣の前で「囲み取材」を受けるのは、総選挙以来約5か月ぶり。

   休養期間中、本来ならば自分がセンターに立つはずだったAKB48の楽曲「センチメンタルトレイン」が、松井さん抜きで発売された。松井さんは自分がいないMVを「何回も見て泣いた」というが、「SKEのメンバーが、私の分も頑張ってくれている」と、励まされもしたという。

  • 5か月ぶりに囲み取材に応じたSKE48の松井珠理奈さん
    5か月ぶりに囲み取材に応じたSKE48の松井珠理奈さん
  • 久々にイベントに登場したSKE48の松井珠理奈さん(左から4番目)。左から荒井優希さん、惣田紗莉渚さん、須田亜香里さん、松井さん、大場美奈さん、古畑奈和さん
    久々にイベントに登場したSKE48の松井珠理奈さん(左から4番目)。左から荒井優希さん、惣田紗莉渚さん、須田亜香里さん、松井さん、大場美奈さん、古畑奈和さん
  • 5か月ぶりに囲み取材に応じたSKE48の松井珠理奈さん
  • 久々にイベントに登場したSKE48の松井珠理奈さん(左から4番目)。左から荒井優希さん、惣田紗莉渚さん、須田亜香里さん、松井さん、大場美奈さん、古畑奈和さん

総選挙当日のことは「ほとんど覚えていない」

   イベントには、松井さん以外にもSKEメンバーの須田亜香里さん(27)、大場美奈さん(26)、古畑奈和(なお)さん(22)、惣田紗莉渚(そうだ・さりな)さん(25)、荒井優希さん(20)が出席。

   イベントでは終始笑顔で、体調も「だいたい普通どおり」に回復したという松井さん。囲み取材でも

「いつもの一緒にいてくれるメンバーだったり、今日のメンバーは総選挙に選抜ランクイン(上位16位)しているメンバーと、今回初めてSKEの選抜に入った荒井優希ちゃんという感じで、結構安定しているメンバーだったので、私も気持ちを楽にすることができました」

と話し、親しいメンバーに支えられた様子だ。

   話題は総選挙当日の様子にも及んだ。松井さんは、当時を

「SKEのために1位にならなきゃという気持ちと、自分のためにも、10年やってきたからファンのためにも1位にならなきゃいけない、というので、結構自分を追い込み過ぎていて、当日のことは本当に、ほとんど覚えていないというのが実際なんですけど...」

とふり返る一方で、卒業生や、15~17年にかけて3連覇を果たした指原莉乃さん(25)から祝福のLINEが送られてきたことで「改めて自分が1位になったんだなという実感がわいた」という。休養期間は

「普段できない犬の散歩をしたりとか公園に行ったりとか...そういう感じでリフレッシュしました」

というが、自分がいないMVは「何回も見て泣いた」。ただ、

「あれを見たことによって『自分の帰ってくる場所って、ちゃんとあるんだな』っていうのが実感できたり、それこそ、ここにいるSKEのメンバーが、私の分も頑張ってくれているんだな、とか、すごく頼もしく見えて、帰るのが楽しみだな、と思いました」

とも話し、全体的には前向きに受け止めたことを強調していた。

ナゴヤドーム単独コンサート「今のSKEのメンバーでできたら」

   休養前は、ドラマ「豆腐プロレス」(テレビ朝日)への出演でプロレスに興味を示していた松井さん。

「復帰してからまだ1回も見ていないんですけど、来年の『1.4』はスケジュールを空けているので、見に行こうかなと思っています」

と話し、19年1月4日に予定されている新日本プロレスのイベント「WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム」を観戦したい考えだ。

   SKEは今後の目標として、14年以来のナゴヤドームでの単独公演を掲げている。だが、18年10月の10周年記念公演では開催が発表されず、落胆したメンバーも多かった。松井さんとしては、自らの復帰を機会とした念願の実現に意欲を見せる。

「私たちが力不足だったということだと思うので、総選挙もあり、そこからパワーをつけ、私も帰ってきましたし、帰ってくるとみんなが本当に頼もしくて成長しているのを感じるので、今のSKEのメンバーで、ナゴヤドームでライブができたらうれしいな、と思います」

   松井さんの休養中は「代理センター」として露出が増えた須田さんは、

「この夏は先輩(松井さん)がいない状態で、後輩たちだけでSKE48をどうにか...、珠理奈さんがいなくなったことで勢いを失ったと言われたくないというその一心で、勢いそのままで、帰ってきた時にパワーを一緒に出せるように、後輩たちで支えさせてもらった」

などと話していた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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