2024年 4月 25日 (木)

東京入管が「難民解放を」落書きに反応 ツイートで「少しひどくはないですか」

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「様々な人に迷惑がかかるので、注意喚起の意味で」

   こういった背景がある中でのツイートだっただけに、落書きの内容に対する当てつけなのではいかという見方をする人も多く、800件以上の返信が寄せられた。その多くがツイートに批判的なものだ。さらに、入管の書き込みを批判するツイートを、山本太郎参院議員や、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」記者による「赤旗政治記者」アカウントがリツイート(拡散)したりした。特に「赤旗政治記者」は、毎日「政治記者川柳」なるものを披露しているが、今回の件を念頭に置いたのか、11月21日には「落書きに示す露骨な嫌悪感」という1句もあった。

   東京入管の広報担当者によると、落書きは職員が通勤途中に発見したといい、

「近隣住民や通行する人など、様々な人に迷惑がかかるので、注意喚起の意味でツイートし、固定した」

などと説明。ツイートを固定した状態は当分続けるとしている。

   11月21日には、衆院で外国人労働者の受け入れ拡大に向けた入管法改正案の実質的な審議が始まったばかり。微妙なタイミングでの「炎上劇」となった。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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