2024年 4月 26日 (金)

やくみつる氏、貴ノ岩バッサリ 「時期が時期。寛大に思う気持ちは微塵もない」

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協会は「自筆&手形」のような形で念書をとった方がいい

   大相撲界は近年、「薬物問題」や「賭博問題」、「八百長問題」など、数々の問題が山積してきた。だが、日本国民は「国技」として相撲を応援してきたことも事実である。

   その度に、協会は「根絶宣言」なる力士への研修を行ってきた。しかし、同氏は、

「これまでのような(訓示を垂れるだけの)宣言では、まったく意味がない。1人1人に自覚を持たせるためには、もっと具体策を考えないと。でも、抽象的な表現では(力士は)自覚を持たない。印刷した書面にサインするだけでは、ダメ。もっと能動的に、例えば『自分の言葉』や『自筆』で書いたうえで、力士らしく『手形』を押すとか。それを両国国技館の前に張り出して、来場いただくお客さまにも『約束』をするとか」

と、厳しい口調で言い放つ。

   「膿を出し切る」と日本国民の前で言い切った相撲協会だが、「出し切る」どころか「ますます化膿している」感が否めない。

   来年2019年にはラグビーW杯、そして2020年には東京五輪の開催が控えている。「国技」を謳うならば、海外の方を迎えるにあたり、芯からの「改革」が必要に思えてならない。

(J-CASTニュース編集部 山田大介)

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