2021年 3月 4日 (木)

プロ野球キャンプを、マスコミが連日伝える理由 「ただの練習」はなぜニュースになるのか

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「たかが練習」と侮れないその人気

   プロ野球は通常、10月にシーズンを終え、以降オフシーズンを迎える。サッカーは2月下旬から12月、ゴルフの国内ツアーは4月から12月が主なシーズンとなる。人気のスポーツのシーズンを見てみると、2月がちょうど「谷間」となるが、スポーツメディアはこの期間も休むわけにはいかない。なんとかネタを捻出しなければならない状況に陥るのが2月。スポーツの話題が枯渇する2月の頼みの綱がプロ野球キャンプである。

   Jリーグの各チームも1月から2月にかけてキャンプを張るが、プロ野球に比べるとファンのニーズが低く、メディアの足はプロ野球の球場へと向く。プロ野球人気はいまだ根強く、キャンプの単なる練習でも球場には多くのファンが詰めかけ、人気球団ともなれば地方の球場がファンでいっぱいになる。これもJリーグのキャンプにはあまり見られない光景である。多くのメディア、ファンが詰めかけるプロ野球のキャンプ周辺地域の経済効果は大きく、決して「たかが練習」と侮ることは出来ない。

   近年、多くの日本人選手がメジャー入りしているが、メジャーの「スプリング・トレーニング」は投手、捕手陣が2月中旬からスタート。野手はこの1週間前後からトレーニングに合流し、2月下旬にもオープン戦が始まることもあり、日本のように3週間みっちりキャンプを張ることはない。したがってメディアもこれに付き合うことはなく、日本のようにキャンプから報道が過熱することはほとんど見られない。

   昨オフ、巨人のFAでの大型補強と、これに伴う人的補償問題で大きく揺れたプロ野球。オフの話題は原監督が独占した感もあったが、プロ野球の本格始動はこれから。いよいよ野球ファン待望の球春が到来する。

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