2019年 8月 19日 (月)

ピエール瀧「差し替え」が乱用死のリバー・フェニックス出演作 これはNHKの抵抗なのか

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   ピエール瀧容疑者の逮捕(コカイン使用の疑い)をうけ、NHKが出演映画の放送を見合わせ、別の映画への差し替えを発表した。ところが、この差し替え映画の出演者の一人が故リバー・フェニックスさんだったことから、ネット上ではツッコミが相次いでいる。

   フェニックスさんは、コカインなどの薬物服用が原因で23歳の若さで死亡したことで知られているからだ。ツイッターには、NHKの対応を「コントかよ」と茶化すものから、担当者がフェニックスさんの事を知った上であえて、「作品は悪くない」と差し替え措置への「ささやかな抵抗」を示したのではないか、と推測するものまで多岐にわたっている。

  • ピエール瀧容疑者の公式サイトより
    ピエール瀧容疑者の公式サイトより

「よっぽどあかんやつやぞ」

   NHKは2019年3月14日、ピエール瀧容疑者の逮捕をうけて、BSプレミアムで放送予定だった2作品、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(16日)と「ALWAYS 三丁目の夕日'64」(23日)を別作品に差し替えると発表した。

   その結果、16日には「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」、23日に「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」を放送する。

   このうち、ネットで一部の人が注目したのは、23日の「~最後の聖戦」(1989年公開)の方だ。ハリソン・フォードさん演じる主人公インディアナ・ジョーンズの少・青年期の役を務めたリバー・フェニックスさんが、薬物使用により死亡したことで知られているからだ。

   フェニックスさんは1993年に23歳の若さで急死し、当時大きな注目を集めた。その死因をめぐっては、その死から約2週間後に米ロサンゼルス郡検視局が、コカインとモルヒネを致死量を超えて服用したと発表(読売新聞、93年11月13日)し、他の麻薬や薬物についても乱用していたことが明らかになった。

   こうした経緯を知っている人たちは、ツイッターで早速、

「瀧よりリバー・フェニックスのほうが、よっぽどあかんやつやぞ」
「コントかよ」

と、NHKの対応にツッコミを入れていた。他にも

「(担当者は)まさか知らないのかな」

といった反応もあった。

「担当者のささやかな抵抗では?」説も

   一方で、NHKの担当者は薬物関連で死亡したフェニックスさんが出演していることを知ったうえで、あえてこの作品を選び、「ささやかな抵抗」を示したのでは、という推測を披露する人もいた。逮捕者が出た場合に出演作品の公開や放送が自粛・延期になる動きに対しては、かねてから「過剰反応だ」といった批判があり、NHKの担当者もそうした気持ちを持っているのでは、というわけだ。ツイッターには、

「麻薬使用は悪いが作品は悪くないってNHKからのメッセージだと思うわ~」
「NHKの番組編成担当者のささやかな抵抗では?」

といった声が寄せられている。

   ところで、ピエール瀧容疑者は、放送見送りとなった今回の2作品で、どんな役どころだったのか。「ALWAYS 三丁目の夕日'64」(2012年公開)の公式サイトで、主要登場人物の相関図をみると、主人公らとの関係性を示す「矢印や線」で結ばれた14人の顔写真の下に、単独で並ぶやや小さな顔写真が7人分並んでおり、このうちの1人が「氷屋(ピエール瀧)」となっていた。「続・三丁目の夕日」でも同様の役を演じている。

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