テニプリ許斐剛、ツイッター閉鎖 20周年なのに...その理由とは

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   漫画『テニスの王子様』で知られる漫画家・許斐剛(このみ・たけし)さん(48)が2019年3月22日、自身のツイッターを閉鎖することを宣言した。

   『テニスの王子様』は連載開始から20周年を迎え、各種企画が進行している。許斐さんは「漫画以外でテニプリを盛り上げる自分の役目は一段落かなと思っています!」とツイッター閉鎖の理由をつづっている。

  • ツイッターを閉じると宣言した許斐剛さんの投稿
    ツイッターを閉じると宣言した許斐剛さんの投稿
  • ツイッターを閉じると宣言した許斐剛さんの投稿

「皆様と貴重なお時間を共有出来た事は本当に財産です」

   1999年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まった『テニスの王子様』。09年からは発表の場所を「ジャンプスクエア」に移し、『新テニスの王子様』のタイトルで現在も連載が続いている。漫画のみにとどまらず、アニメ・映画・ゲーム化などメディアミックスが盛んで、舞台化された「ミュージカル・テニスの王子様」は「テニミュ」の愛称で高い人気を集めている。

   ツイッターを13年11月に開設した許斐さん。5年半を経てフォロワー数は25万2000人を超えており、作品のみならず作者である自身もファンからの注目を集め続けた。今回の投稿では、

「『テニスの王子様』もようやく20周年 自分の作品を一人でも多くの方々に知って戴きたく、様々なお仕事をさせて戴いたりツイッターも始め、相変わらず毎日フルスロットルで突っ走っています  皆様と貴重なお時間を共有出来た事は本当に財産です」

と切り出し、

「テニフェス(編注:テニプリフェスタ。声優陣が出演するイベント)が当時なかなか決まらない中、待っている皆様に何かを届けたいと始めたVRライブ。昨年実現した原作+アニメ+ミュージカル全てが集まった『一人オールテニプリフェスタ』も昨日応援上映と共に映像化が発表され、漫画以外でテニプリを盛り上げる自分の役目は一段落かなと思っています!」

と率直な思いをつづった。「一人オールテニプリフェスタ」は許斐さん自身が出演するイベントで、18年6月に開催された公演の応援上映会が、3月21日に都内で開催されていた。

「新テニスの王子様原作の公式が出来たので託します」

   許斐さんは続けて「20周年の様々な企業様とのコラボも発表されます」として、「4月上映のBEST GAMES!!第二弾、8月からの原画展、来年の製作総指揮の劇場版、直近では5月に次期部長読み切りを発表予定です(内緒)。まだまだ楽しい事目白押しですね」と告知。その上で、

「今日で個人のツイッターは一旦閉じ、新テニスの王子様原作の公式が出来たので託します」

と自身のツイッターアカウントの休止を宣言しながら、「『新テニスの王子様』公式」(@tenipuri_staff)のアカウントを紹介した。最後に「皆様を笑顔に出来る様な作品作りに、更に邁進して行きますので、これからも愛しの作品、キャラクター達を宜しくお願いいたします!」と呼びかけている。

   ツイッターから退く意向を宣言した許斐さんの投稿に、ファンからは

「個人のTwitterを閉じてしまうのは寂しいですが、これまで忙しい中更新してくれたことに感謝しています」
「許斐先生が初めてツイッターを開設された日のことを今でも覚えています。ファンもキャスト様方も、『先生...!?本物!?』って一緒に驚きました」
「ツイッター閉じてしまわれるんですね...寂しくて残念で悲しいですが、たくさんの素敵なツイートありがとうございました」

と驚きや感謝の声が相次ぎ寄せられている。

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