2019年 11月 14日 (木)

減速中国市場で日本車健闘 元気な「部品」が支える構図

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   中国では2018年の新車販売台数が28年ぶりの前年比マイナスとなり、19年1~3月期の動きも引き続き低調だ。当局は消費刺激策を打ち出しているものの、需要回復にはまだ時間が必要とみられる。その中で注目を集めているのが日本車各社の健闘だ。19年4月25日まで1週間余り上海で開かれた上海自動車ショー(上海国際自動車展覧会)を取材したのを機に、その背景を考えた。

  • 上海自動車ショーで日立AMSの展示を見る人たち
    上海自動車ショーで日立AMSの展示を見る人たち

今年になっても続く好調

   数字を抑えておこう。18年の中国全体の新車販売台数は約2808万台で、前年比2.8%減った。19年最初の3カ月間も前年同期比で1割以上の減り方が続く。欧米各社の販売落ち込みも鮮明な一方、日本勢は逆に、昨年からずっと好調が続く。上海でのトヨタの発表によれば、トヨタ車の中国での18年販売台数は147万5千台で前年比14%増えた。今年1~3月期も前年同期比7%増と増勢を保った。日産の広報責任者によれば、同社の18年販売台数は約156万4千台で、前年比2.9%増。広東省広州市で操業する三菱自動車の売り上げは約14万台で、15%増えた。同社担当者は「今年も過去最高の売り上げが望めそうだ」と明るい表情だった。

   昨年来の中国自動車市場全体の冷え込みの背景として、アメリカとの貿易摩擦も相まった経済の先行き不安、17年に起こった減税打ち切り前の駆け込み需要の反動といった要因が指摘される。では、なぜ日本車は中国で元気なのだろう。

   この視点から上海の自動車ショー会場を取材した私は、日立製作所系の部品会社「日立オートモティブシステムズ(日立AMS)」の展示会場で、ヒントをつかんだ気がした。「部品会社」が元気だから、車メーカーも元気なのではないか――。

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