2024年 4月 24日 (水)

電子チケット、ライト層にどう浸透させる? SNSとの連携、エンタメ化で狙う活路

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ライブ体験そのものをプロデュースする

   電子チケットのプラットフォーム「MOALA」を展開しているplayground(東京都渋谷区)に、独自の電子チケットシステムを取材した。同社は2014年の創業で、取材に応じた同社執行役員の河野貴裕氏は、サービスが目指すのは「来場体験・観戦体験の向上」だという。

「イベントやアーティストを見つけた時から、ライブ体験は始まっています。そのライブ・イベントに興味を持ってチケットを購入し、実際にライブを楽しんだらその感想を、友達同士やSNSで共有するまでが一つの包括的なライブ体験のプロセスなのです。その体験全体をプロデュースし、デジタルコンテンツの力でよりエンタメ性に富んだものにしていくのが私たちの仕事です」

と河野氏は語る。

「スポーツやエンタメに誘われれば行くけど自分では行かないかな、という人に足を運んでもらって、グッズやデジタルコンテンツを購入して楽しんでもらえるか、を業界の皆さんは重視しています」

と続けたように、ライトファンの取り込みを電子チケット業界は重視している。そのために同社は電子チケットサービス「QuickTicket」やプラットフォームの「MOALA」を展開してきた。これらを活かし、プロスポーツクラブ・テーマパーク・芸能事務所などと組み、ケース・バイ・ケースでファンがライブ体験をより楽しめる電子チケットを実現させてきた。

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