2024年 4月 26日 (金)

暴走運転は、この「幸せ」を奪い去った 松永さんが語る真菜さん、莉子ちゃんと過ごした日々

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「署名と一緒に送ってくださる手紙が本当に支えになっていて」

   2人を失ってから、食べることができなかった。「最初、体重は減ったが(今は)維持できている。ただ、眠れなくて。普段(酒を)飲まなかったが、毎日、ビールを飲まないと眠れない。亡くなってからの数日は、生きていてしょうがないって思いましたし、こんな苦しいんなら死んだ方がましなんじゃないかと。もし、ぼくが電話をしていなかったらとか、1秒の世界じゃないですか。あと、1秒長く電話していたらとかいろいろ後悔をして、自分を責めました。でも、いま、そういうことを考えないようにしているんです。そんなことを考えたって2人は喜ばないですから」。

   後悔の念にさいなまれたが、周りの支えに助けられた。「いろんな方が支えてくれて、親族もそうですし、友人もそうですし、関係者の方々、サポートしてくださる方々、あとは献花台や署名に一緒に手紙を添えてきてくださる方の思いを見て。本当にありがたい。こんなにも思ってくださる方がたくさんいるから前を向こうと」。

   応援や励ましの手紙が、30日までに1万通以上届いたという。「署名と一緒に送ってくださる手紙が本当に支えになっていて。全部は読み切れないですが、ぼくの体や心の心配をしてくださる方とか、理不尽なことに憤りを感じてらっしゃる方、こういう人が出てほしくないっておっしゃってくださる方もいます。いろんな思いがあるんですけど、そういった思いが私をいま支えてくれている。すべての人に感謝したい」。

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