2024年 4月 25日 (木)

SB福田、ロッテ荻野、西武十亀... 今オフFAの目玉は「Cランク」?補償不要も実力派そろう

Cランクでも「リーグ3位」打率の荻野

   ロッテのリードオフマンとしてチームをけん引した荻野は、プロ10年目の今シーズンは自身初となる規定打席に到達。125試合に出場し、リーグ3位となる3割1分5厘の打率を残した。10月21日には34歳の誕生日を迎え、円熟味を増すベテランの動向に熱い視線が注がれる。

   西武では海外FA権を取得した秋山翔吾外野手(31)が注目されがちだが、十亀も注目のひとり。今シーズンは17試合に先発して5勝6敗の成績を残している。2011年にはキャリアハイとなる11勝をマークしている。一部報道では、ヤクルト、楽天が獲得へ向けての調査に動くとされ、ローテーションの一角として期待されている。

   セ・リーグではDeNAの伊藤光捕手(30)が「Cランク」となる。伊藤は7月に国内FA権を取得したものの、シーズン最終戦となったCSファーストステージ最終戦後は権利の行使に関して「今は全く考えていない」と話しており、権利を行使しない可能性も。球界全体的にみても今オフはパ・リーグから多くのFA宣言が飛び出しそうな気配で、「Cランク」の3選手の行方にも注目が集まる。

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