2020年 9月 25日 (金)

茂木健一郎、脳科学の立場からの「ドラッグ論」 「工夫、行動、努力が中抜きにされてしまう」

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   脳科学者の茂木健一郎さんが2019年11月19日朝のブログに、「私がドラッグを使わない理由」とのタイトルで記事を掲載した。

   同記事は茂木さんがこの日の6時台に連続してツイートした内容をまとめて掲載したもの。また、ブログ内では言及はないものの、本人のツイッターでは当該の連続ツイートの前にはMDMA所持容疑で逮捕された沢尻エリカ容疑者(33)について、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の収録済み分の放送に賛成するツイートを行っている。

  • 茂木健一郎さん(2016年撮影)
    茂木健一郎さん(2016年撮影)
  • 茂木健一郎さん(2016年撮影)

「脳の仕組みからして問題があるからだ」

   「以下に書くことは、正しい、正しくないということではなくて、あくまでも私の個人的な価値観、趣味の問題なんだろうけれども、私はいわゆる『ドラッグ』はやらない」と明かした茂木さんは、続けて、

「その理由はそれが非合法だからではなく(もちろん非合法はことは市民としてはやっていけないが)脳の仕組みからして問題があるからだ」(原文ママ)

と、脳科学者としての立場から、薬物乱用は行わないとの考えを示した。この後、茂木さんは、違法薬物を使わない本来あるべき人間の学習行動と、違法薬物の脳内における薬理作用について説明。快楽物質であるドーパミンは本来、未体験のことに挑んでそれが達成された際に放出されるが、違法薬物を使うとそのプロセスが省かれてしまうとした上で、

「ドラッグを使うことで強化される行動は、つまりはそのドラッグを使うということだけで、本来その間にあるべきさまざまな工夫、行動、努力が中抜きにされてしまう。脳の回路がショートして、途中のプロセスがなくなってしまう。これがぼくがドラッグを使わないもっとも根本的な理由である」

と指摘している。

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